飛行機三昧夏休み(その14;MD-81がやってきた)
▲三沢空港にスポットインした羽田からのJAL1227便。
2010年9月3日、三沢空港RWY28。
米軍飛行場の敷地と民用ターミナルの敷地とを隔てるゲートが開いて間もなく、自衛隊の訓練機が離陸するまで太平洋上でのホールディングを強いられていた羽田からのJAL1227便が東の空から近づいてきました。RWY28へのアプローチ、空港の東側に広がる森を越えてゆっくりと着陸です。僕は撮影は思い切りシロウトなので上手には撮れていませんが、アプローチの様子を連続写真でご紹介します(^^)。
機影が見えてきた。
住宅地を越えて、
エプロンの真横を通過し、
RWY28へランディング。
着陸したJAL1227便はゆっくりとタクシングをして民用ターミナルの方へ近づいてきました。ゲートで仕切られていたところから民用敷地内へ入り、右に曲がってターミナルビルへゆっくり向かってきます。
機材はもちろん、MD-81。9月いっぱいで退役を迎えることになっている飛行機です。7月に一泊だけ帰省したときに羽田から青森行きに乗ったら、機材のやりくりの関係で偶然MD-81だったのですが、あのときはほんとに偶然だったので、MD-81に乗ってやるゾという気合いもなければ、9月いっぱいで退役という情報も知らず、ただ「あ、久しぶりにMD-81だなあ」程度で乗ってしまったので、今度は退役を前にしっかり意識して乗っておこうと思い、こうしてわざわざ三沢空港までやってきたのです。
来ました来ましたMD-81。
僕にはなじみの深い機材。
ターミナルへ一直線。
そしてスポットイン。
MD-81が今月いっぱいで退役になると、三沢~羽田線には1往復はMD-90、2往復はB737-800が使われるようになるそうです。形の似ているMD-90が残ってくれるのはMD-81の面影をしのばせてせめてもの救いのようではありますが、JAS時代の象徴が一つ消えていくのは寂しいものです。
そう言えば、青森の地元紙「東奥日報」の22日付けに、JALの機材小型化で10月から青森空港に飛来することになるエンブラエル170とボンバルディアCRJ200が青森空港のCAT-Ⅲに対応していないので荒天時の欠航率が上がることが懸念されるという記事が載ってました。青森空港は霧や雪に悩まされる空港なので、このあたりはしっかり対応してほしいところなんですけどね……。
▲MD-81の特徴といえばこのエンジン。