毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛行機三昧夏休み(その17;JASっぽさ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192224.jpg ▲窓の外には目の前にエンジンが。MD-81の最大の楽しさであります。

 2010年9月3日、羽田へと離陸。

 羽田行きJAL1224便は、団体さんを含む7割ほどの乗客を乗せてプッシュバックし、RWY28エンドへとタクシングです。米軍敷地と民用敷地とを隔てるゲートの部分から米軍敷地側に出るとすぐに道路を横切ります。ゲートが開いて民用機が横切るときのために、この道路には信号機が設置されているようです。ジョギングしている人もMD-81が通り過ぎるまで立ち止まって待っています。

 ゲートからRWY28エンドまではすぐですが、すぐには滑走路に入れません。さっき離陸して訓練飛行をしている空自のF-2支援戦闘機が大きく弧を描いて下りてきてタッチアンドゴーをしていくのをしばらく待ってからラインナップです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192220.jpg しばらく雲上飛行。

 そしてJAL1224便は少し遅れて三沢空港RYW28から離陸です。この日は曇りでしたので、すぐに雲上飛行となります。僕の席は右側の窓際席なので、まぶしい西日が主翼にきらめくのがよく見えます。この日の機材のレジはJA-8294。おや、この機材は、今年7月7日になにげなく乗った羽田発青森行きJAL1205便に充てられていた機材ではないか。あのとき機材のやりくりの関係でか偶然MD-81に乗ることができましたが、2ヶ月後にそのときと同じ機材にまた乗れるなんて、なんかうれしいです。

 前回羽田から青森まで乗ったときの席は32E席でしたが、今回はそのひとつ後の33E席。窓の外を見るとすぐ近くにエンジンが見えます。MD-81の最大の特徴であるとは言え、エンジンがこんなに窓の近くにあっていいのかと思うくらい近くです。MD-90はまだ残るので窓からのエンジン風景はまだ見られますが、MD-81でこれを見るというのはおそらくこれが最後になるので、よくよく目に焼き付けておかねばなりません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192229.jpg エンジン、そして主翼

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192234.jpg エンジンの膨らみもわかる。

 機内は2×3の5アブレスト。A・B席が2人がけでC~E席が3人がけなのは新幹線と違うところ。シートはオレンジ色とブルーのフローラルデザインのシートが交互に配置されていて、「JASらしさ」が演出されています。これがMD-90になるとブルーとグリーン系の地味めなシートになるので、この華やかさはMD-81ならではです。僕の席の前、31列と32列にはA・B席がなく、非常口のドアと客室乗務員のお見合い式ジャンプシートになっているので、33列のA・B席は足下がすごく広い特等席なのですが、残念ながらそこはとっくに先客に押さえられていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192239.jpg ▲三沢発羽田行きJAL1224便の機内はJAS色が濃厚。