毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

レストラン「Talukõrts」(Long Summer Vacation;その72)

f:id:mainichigaharu:20200209230857j:plain▲夕食に「Grilled salmon」。あくまでもシンプル。ジャガイモもおいしい。

 

 2018年7月28日、タリン最後の夕食。

 

 カドリオルグ宮殿から再び路面電車に乗って旧市街方面へ引き返し、ホテルへ戻って休憩し、日が暮れたら晩メシにでもと思っているといつまで経っても日は暮れないので、まだまだ日は高いですが、ホテルを出てごはんを食べに行きます。

 またまた「ヴィル門」から「ヴィル通り」を旧市街へ入り、「セーターの壁」の通りの入口の反対側(つまり「ヴィル門」から入って左手)に、店の前のベンチにでかい牛のオブジェが座ってる「GOODWIN Steak House」というレストランがあってすごく目立ってるんですが、その2軒隣ぐらいに入り口があった「Talukõrts」というレストランに、行き当たりばったりで入ってみることにしました。

 f:id:mainichigaharu:20200209230845j:plain▲木目鮮やかなテーブルと半ば同化しちゃってるメニューは写真付きで助かります。

 

 1階が「Helsinki」というたぶんフィンランド料理のレストランになっていてこれもかなり目立ってるんですが、その建物の端っこに入口があって、奥へ進んでいくと階段があり、これを3階まで上がると、レストラン「Talukõrts」です。道路に面した入口脇には小さくメニューが掲げられていますが、上に上がる階段はかなり奥まっているので、行きにくいというか入りにくい雰囲気があるので、旧市街のメインストリートに面しているのにちょっと隠れ家的な感じもします。

 

 ここのレストランは、田舎風の雰囲気の中で伝統的なエストニア料理が楽しめるということで、フロア係のおねえさんも中世エストニアの田舎っぽいメイド服みたいな制服を着ています。
 

f:id:mainichigaharu:20200209230841j:plain▲デザートとドリンクのページ。ここではビールは「A Le Coq」がメインですね。

 

 メニューには写真もあって、言葉がわからなくてもだいたいなんだかわかります。メニューは4カ国語で書かれてて、英語以外の2つはエストニア語とフィンランド語だろうなと想像はつくのですが、もう1つが何語か自信がありません。おそらくスウェーデン語ではないかと思うのですが……

 

 エストニア二大ビールと言えば「SAKU」と「A.Le Coq」ですが、ここのレストランは「A.Le Coq」派のようです。2017年7月に初めてエストニアに来て初めて飲んだビールが「A.Le Coq」だったので、そのときを思い出しつつ、「A.Le Coq Premium」をオーダー。

 

 そして、エストニアは、ニシンやサーモンがおいしいのはもちろんですが、肉類、特にポークがおいしいと思うんです。なので前回、前々回と、かなりポークを食べまくったのですが、今回はまだ食べられていない。ここでようやく、ポークにありつけました。「Pork chop with roasted onions」をオーダー。それと「Grilled salmon」も。どちらもシンプルな味付けで、ほっこりとジャガイモが添えられて、今回のタリンの最後のディナーを楽しむことができました。  

 

f:id:mainichigaharu:20200209230851j:plain▲やっとありつけた豚肉料理「Pork chop with roasted onions」、シンプルで良い。