毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

羽田空港RWY22アプローチ(2017年月イチ日本・7月編;その18)

イメージ 5 ▲羽田空港8番ゲートに到着した長崎からのJAL610便。

 2017年7月25日、B747-8。

 長崎発東京羽田行きJAL610便の機窓からは、大島上空まではかろうじて眼下に風景が見えていましたが、そのあとは厚い雲がたちこめてしまいました。関東上空は広く雲がかかり、天候はあまりよろしくないようです。

 雲海の上を高度を下げながらファイナルアプローチ。雲が厚いのでなかなか雲の下に出られず、ようやく出たと思ったら、いつもとちょっとアプローチが違う感じ。羽田発着の国内線でふだん乗るのは青森~羽田線ばかりで、羽田着陸時はRWY34RかRWY23が圧倒的に多いので、東京湾を奥の方まで上ってRWY22へアプローチするのはあまり経験したことがないので新鮮です。

イメージ 1 ▲大島上空を過ぎると眼下は厚い雲に覆われてしまいました。

イメージ 2 ▲個人的には新鮮な感じのするRWY22(B滑走路)へのアプローチ。左にRWY16Lエンドを見ながらです。

 JAL610便は、所定14:19にB滑走路RWY22にランディング。国際線ターミナルの北側で滑走路から離脱し、A滑走路(RWY16R/34L)に沿って少し南へ下り、それからA滑走路を横断して国内線第1ターミナルにスポットインするので、タキシング中海外の航空会社の国際線フライトや、A滑走路を離発着する飛行機が、機窓から間近に見ることができます。
 
 まず見えたのは、ルフトハンザのジャンボジェット機。14:05発のフランクフルト行きLH717便でしょうか。B747ジャンボジェット・シリーズの撤退が世界的に進む中で、B747-400の後継機でありシリーズ最新のB747-8「インターコンチネンタル」が登場しましたが、売れ行きは不振で、ルフトハンザが2012年6月に世界第一便を就航させて以降、現在定期便を運航しているのはルフトハンザ、大韓航空、中国国際航空(エア・チャイナ)の3社のみ。製造中止もささやかれている風前の灯火のB747シリーズですが、羽田空港ではルフトハンザのB747-8を見ることができます。この日のLH717便はレジD-ABYPがついていますね。

イメージ 3 ▲世界で数少ないB747-8の運航キャリア・ルフトハンザのフランクフルト行きLH717便(たぶん)。

 A滑走路からは、西行きのフライトがRWY16Rから離陸していきます。そのA滑走路に並行するタキシーウエイをタキシングしていると、こちらの脇をすり抜けるように、日本トランスオーシャン航空の「うちなーの翼」ロゴが入ったB737-400。レジはJA-8993をつけているように見えます。所定14:50発の宮古島行きJTA023便だと思われます。

 そういえば、今回のJAL610便の機内では、珍しく青森県のバッジをつけた客室乗務員さんがいたので「青森ですか、珍しいですね」と声をかけたら、「青森の出身ではないのですが、青森ファンなもので」とのことで、青森のファンがいてくれてうれしいなと思いました。そしたら、ドリンクサービスがひととおり終わって落ち着いた頃、その客室乗務員さんがやってきて、「3日後に仕事で青森へ行く予定なんですが、どこかお食事ができるお店でおすすめのところはありますか?」と聞かれたので、機内無料Wi-Fiを駆使して、おすすめリストを書いて差し上げたところ、降機時にお礼にカードをいただきました。ウレシイ。そのお店には行ってくれたかな?

 さて、こちらはA滑走路に沿ってもう少し南に下ってからA滑走路を横切り、14:26に8番ゲートにスポットイン。次は国際線に乗り継ぎです。

イメージ 4 ▲RWY16Rから離陸する宮古島行きJTA023便(たぶん)。