毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

りんご大観音(2016年の年越しは青森で;その10)

イメージ 2 ▲青森県平川市「津軽南田温泉ホテルアップルランド」にある「りんご大観音像」。

 2015年12月31日、2016年1月1日、明けましておめでとうございまーす。

 せっかく年末年始に故郷へ帰ってこられたのだから、ついでに温泉にも浸かりたい!と思い、晦日の晩は、長く青森にいながらまだ一度も行ったことがない平川市の「津軽南田温泉ホテルアップルランド」に泊まってみることにしました。

 子どもの頃からCMとかが流れていたので、すっごい昔からある温泉なんだと思うのですが、最近は、りんごが何十個も浮いた自慢のりんご風呂が外国人観光客にも人気ということで、県職員もイチオシの宿となっております。

イメージ 3 ▲子どもの頃から慣れ親しんだ「アップルランド」にこんなものがあったなんて……

 ここには、ホテルのシンボルとして「りんご大観音像」があります。そんなことは全然しらなかったので、お部屋へ案内されるときにおしえられて、初めて知った次第。そもそも、ここの温泉とホテルは、りんご移出商をしていた社長が従業員の厚生と地域振興のために始めたのが最初で、1983年に東館を新築した際に、りんご運搬中の交通事故で亡くしたむすめむこを供養するとともに、交通安全悲願、りんご豊作祈願の気持ちを込めて、高さ16m30cmのブロンズ像を建立したのだとか。高く掲げた左手にりんごを一個載せているのがかわいらしいかも。

イメージ 1 ▲新年も良い年でありますようにと「りんご大観音」にお願いしました。

 りんご風呂にじっくり浸かって晦日の夜を過ごし、大晦日は実家で久しぶりにリアルタイムで紅白歌合戦と「ゆく年くる年」を見て年を越し、久しぶりに年越しらしい年越しを過ごすことができました。

 しかし、年が明けたばかりの元日に、もう青森を離れなければなりません。お昼前に青森空港へ行きましたが、もちろんUターンラッシュはまだ始まっておらず、しかしガラガラ空きというわけでもなく、元日でもそれなりに人の動きはあるようです。

イメージ 4 ▲11:20発の札幌新千歳行きNH1897便がデアイシング中。

イメージ 5 ▲こちらは11:25発の札幌新千歳行きJAL2804便。

 屋上展望デッキから見渡すと、空港敷地内にはほとんど雪がないですね。うっすらと新雪に覆われてはいますが、除雪を繰り返してできる雪の山は全然ありません。青森は暖冬少雪の新年を迎えています。

 ANAとJALの新千歳行きが出発しようとしている頃、所定11:25着の羽田からのJAL143便が到着しました。これが折り返し整備の後、12:05発の羽田行きJAL144便になります。

イメージ 6 ▲RWY06方向からタキシングしてきた羽田からのJAL143便。

イメージ 7 ▲折り返しのための機内整備の後、12:05発のJAL144便に変身。

 この日のJAL144便は、レジJA-316JをつけたB737-800。搭乗してみると、機内はほぼ満席。元日からどうしてこんなにたくさん人が動くんだろう?

 17番H席に着席してまもなく、12:07にドアクローズになり、12:22にRWY24から離陸。東北地方上空はやはり厚い雲に覆われていましたが、冬の関東は好天続きで、この日もからりと晴れ上がり、最終の着陸態勢に入る頃には東京湾越しに、またも富士山が見えました。元日に富士山、縁起がいいなあ(^^)。

 富士山を眺めながら高度を下げ、JAL144便は13:22にRWY34Rに着陸し、13:29に33番スポットに到着。2016年最初のフライトは、バスでターミナルへ向かうことになりましたとさ。

イメージ 8 ▲東京湾越しに、元日の富士山が見えました。