毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

元日フライト(2016年の年越しは青森で;その11)

イメージ 5 ▲元日の北アルプス、立山連峰越え。いい初夢が見られそう(^^)。

 2016年1月1日、きときとな風景。

 2016年最初のフライトを降りて、第1ターミナルから第2ターミナルへ移動し、次のフライトへ乗り継ぎます。15:15発の富山行きANA317便です。北陸新幹線金沢延伸開業で機材が小型化されましたが、この時点ではまだ1日6往復を維持しています。この日の機材はレジJA-72ANをつけたB737-800です。

イメージ 1 ▲中央のB737-800が富山行きANA317便。

イメージ 2 ▲北陸新幹線金沢延伸開業で、富山線は機材が小さくなりました。

 15時頃に搭乗が始まり、27番K席に座りましたが、こちらも青森からのJAL144便同様、ほぼ満席です。どうして元日なのにこんなに混んでるんだろう?まあ僕も元日に移動しているわけですが。

 15:11にドアクローズで、15:26にRWY34Rから離陸。眼下には関東平野がぶわーーっと広がります。上空からではもちろんわかりませんが、眼下に見える景色の中では思い思いに元日を過ごしている人々がいるのでしょうね。

イメージ 3 ▲手前の橋は金町駅東側の常磐線と6号線新葛飾橋。奥には外環道。

 関東平野を抜けると、眼下には美しい山々が広がり始め、北アルプス越えにかかります。雪の北アルプスは、本当に美しい。山肌の起伏と日の光が織りなす複雑な陰影、雪の積もり具合が山肌に描く濃淡、いつまでも眺めていて飽きない風景が続きます。こんなに天気がいいと、この日は富山市内や雨晴海岸からは立山連峰の素晴らしいパノラマが眺められたのではないでしょうか。

イメージ 4 ▲関東平野を抜けてすぐのあたりにはこんな山も。もしかして浅間山?

イメージ 6 ▲そして真っ白な雪をかぶった北アルプス越えへ。

イメージ 7 ▲どの峰がなんという名前かまではわかりませんが。

イメージ 8 ▲奥の方には日本海が見えてきました。

 北アルプスを越えて、ANA317便は日本海上空へ抜けました。日本海上空で、もうすぐ能登半島にさしかかる手前で大きく右に旋回して方向転換します。右側の座席は今度は太陽の方を向くようになり、元日の日の光を反射した富山湾がこれまた美しいじゃないですか。

イメージ 9 ▲日本海上空で進路を反転させ、元日のお日様が機窓に登場。

イメージ 10 ▲やれ美しい富山湾。富山湾鮨が食べたいな。

 進路を変えて陸の方を向けば、あとはまっすぐ高度を下げていくだけです。この日は本当に見晴らしがよく、富山新港の海王丸パークに架かる新湊大橋も見えています。それから呉羽山をぶち抜く新幹線の高架、そして最後は滑走路直前の神通川に架かる国道359号線の婦中大橋をかすめながら、16:10、RWY20にランディング。2016年の初フライトが素晴らしい天気に恵まれて、幸先のいいスタートを切れたような気がします。

イメージ 11 ▲ずーっと奥の方に海王丸パーク、新湊大橋。

イメージ 12 ▲呉羽山を貫く北陸新幹線とあいの風とやま鉄道。

イメージ 13 ▲神通川に架かる婦中大橋をかすめて越えればすぐに着陸。