毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

エイプリル・フード

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163159.jpg ▲4月最初のランチ、エイプリル・フードは「火腿双煎蛋飯」。

 今日から4月、新年度がスタートしました!

 と言っても、香港はイースターの休日なので、僕も仕事は休み。今日は雨も降らなそうだったので、バスに乗って九龍サイドへ渡り、深水埗(サムスイポー)エリアへ行ってきました。

 サムスイポーは昔から秋葉原のようにPCショップやケータイショップ、電視機器類の小さな商店が密集するエリアとして有名で、香港カイタック空港がまだ現役だった頃は、着陸に向けて高度をかなり低くした飛行機が次々に頭上すれすれを飛んでいたものです。

 今も秋葉原的色彩はそのままで、安い服飾品の小売店や卸売店、小さな食堂、屋台の雑貨屋などもずらりずらりと並んでいるので、休日はすごい人出。庶民の集まる下町風情たっぷりなのがこのサムスイポーです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163233.jpg ▲サムスイポーの一角。香港的な看板が連なってます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163237.jpg ▲こちらは衣類、雑貨の屋台が並ぶストリート。香港下町気分満点!

 そんな街並みの一角に見つけたのが「榮發茶餐庁餅店」。パン屋を併設してる茶餐庁ですな。

 12時を回ってお昼時。隣のインドネシア料理店が待ちが出るほどの混雑、賑わいぶりなのに、こちらの茶餐庁はどうも空席が目立っている様子。いえいえ、いいんです。インドネシア料理店はインドネシア料理店、茶餐庁は茶餐庁です。

 とは言ってみたものの、中に入ってみると妙に暗い。古いお店なんですな。ごった返すこと混んではいないけれど、客足は絶えないし、昔からと思える年寄りの常連さんも次々に入ってきます。いい店じゃないの!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163222.jpg ▲サムスイポーの一角で見つけました、茶餐庁。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163228.jpg ▲「榮發茶餐庁餅店」。メシもあるが、パン屋もあるでよ。

 さて、4月最初のエイプリル・フードは、まずは「火腿双煎蛋飯セット」HK$33(=約400円)。これは「西餐類」、つまり洋食系に属するごはん。ごはんの上にハムエッグが載ってるんです。普通の薄切りハムが2枚、目玉焼きが卵2個ぶん。それからスープが付いてきます。香港ではなぜかボルシチが定番で、「羅宋湯」と言って、ホントよく食べます。ちょっと甘めで野菜たっぷりでおいしんですが、なんでこんなにボルシチ食べるんでしょうね?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163154.jpg ▲これでも洋食セット。ボルシチが付いてHK$33はけっこうおトク。

 せっかくのエイプリル・フードなので、もう一つオーダーしましょうか。

 もう一つは麺ということで「叉蛋湯麺」。このお店では「麺」と言えば「公仔麺」がデフォルトのようです。「公仔麺」とは何かということはちょっと前のこのブログの記事でもご紹介しましたが、つまりは「出前一丁」に代表されるインスタントラーメンのことです。インスタントラーメンを外食で食べるなんてことには違和感を覚えるかもしれませんが、香港では超普通のことです(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163204.jpg ▲キタっ!お店で食べるインスタントラーメン!

 こちらの「叉蛋湯麺」は、スープが透き通っていてとってもクリア。麺のちぢれ具合がどこからどう見てもインスタントラーメンです(^^)。

 トッピングは、香港では欠かせない叉焼(チャーシュー)、そしてチンゲンサイ、またも目玉焼き。スープはとってもあっさりしてますが、食べ応えは十分です。これでHK$30(=約360円)。我が家は引っ越してきてからまだ鍋がなく(早く買えよ!)、家ではインスタントの袋麺はまだ作れませんので、たまにどうしても食べたくなるインスタントラーメンがこうしておいしく食べられて、今日は実に幸せなイースターとなりました!オワリ!(^^)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163211.jpg ▲トッピングはボリューム十分、これでHK$30。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818163216.jpg ▲それでは4月最初の日を祝って、リフトアップ!(^^)