毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

雪の函館山(冬のニッポン雪景色;その20)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818173404.jpg ▲左から雪と雲が流れてきて、このあと一瞬にして視界ゼロの真っ白になりました。

 2013年2月11日、函館空港が見える温泉。

 三連休の最終日を函館で迎えました。

 宿泊した「花びしホテル」、津軽海峡に面しているわけではないので部屋からオーシャンビューとはいきませんが、7階の大浴場「臥牛の湯」からは、海べりに経つ温泉街の建物の隙間から少し海が見えるだけではなく、なんと函館空港の滑走路が見えるんです!「花びし」ホテルはほぼ滑走路の延長線上にあり、RWY12エンドまで数百mしかありません。浴槽の中で温泉に浸かりながら、離発着機が飛んでこないかとしばらく待ちましたが、朝早かったせいで飛行機は見られませんでした。この大浴場、また入りたい!(^^)

 というわけで午前10時に宿を出発し、まずは函館山ロープウェイの山麓駅へ移動。せっかくなので函館山へ上ってみます。

 125人乗りのゴンドラに乗って山頂駅を目指すと、眼下には真っ白の銀世界が広がります。冬の雪の季節に函館山に上るのは初めてかも。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818173350.jpg ▲ロープウェイのゴンドラ内から。だんだん函館湾が見えてきた。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818173356.jpg ▲真下は函館山の斜面。樹氷とはいかないまでも美しい雪の林がつづきます。

 山頂駅に着いてすぐに撮ったのが1枚目の写真。100万ドルの夜景もいいが、真っ白い雪の景色もなかなかいいもんだね~と感心していると、あっという間に雲が流れてきて吹雪になり、下界の景色は一気に見えなくなってしまいました。

 屋外の展望台にも出てみましたが、まず雪が積もっていて、周囲を囲む柵までたどり着けるところはわずか。しかも吹雪と雲の中で、視界ゼロ。ただ寒いだけでした(涙)。

 山頂駅舎内でしばらく待っていると、時々雲と雪が薄くなって視界がきくようになる瞬間もありますが、どうにも晴れそうにはないので、そのまま下山することに。でも、初めての雪の函館山を体験することができて楽しかったです(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818173409.jpg ▲一気に雲に覆われ、吹雪に。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818173414.jpg ▲少し視界がきくようになった瞬間に一枚。右手前がレンガ倉庫街、中央奥が函館駅