厳冬の青森へ雪かき帰省(その23;麺家いろは)
▲黒醤油で煮込んだとろとろチャーシューがどっさり載ったチャーシュー丼。
2012年3月5日、富山の新名物。
僕は富山には知り合いが多く、みんないい人たちで、年に1回か2回、富山のおいしいものを小包にして北京まで送ってくださる人もいます。地元の食材を使ったレトルトカレーとかラーメンとか。
今、富山名物として全国的に知られるようになってきたのは「富山ブラック」というラーメンではないでしょうか。僕も、彼らが送ってくれるカップラーメンやお土産用生麺で「富山ブラック」は食べたことがありました。しかし、富山の店舗でできたての「富山ブラック」を食べるということは未達成のままでした。北京へ戻る日のお昼、とうとうその「富山ブラック」を食べる機会に恵まれました。
「富山ブラック」を出すラーメン店はいくつかあるそうですが、今回やってきたのは「麺家いろは」。射水市戸破1555-1所在の射水本店です。独立した建物ですが決して大きい店舗ではなく、カウンター10席、テーブル4席、小上がり30席の計44席といったところ。日曜日のお昼だったこともあり、店外で待つ人たちの姿も見受けられました。
麺家いろは射水本店。
店外で待つ人も。
3人で出かけた我々は小上がり席に案内され、さっそくメニュー検分。いよいよ本物の「富山ブラック」にお目にかかれるかと思うと胸が高鳴ります(笑)。
でかいメニューの表紙はもちろん看板商品の「富山ブラック黒醤油らーめん」。しかしサイドメニューもかなり種類が多いですね。夜とかなら先にサイドメニューをつまみながら一杯できそう(^^)。
写真がずらり大判メニュー。
3人それぞれオーダーを通し、しばし歓談。入口のすぐ脇の小上がりだったせいか、すうすうと風が入ってくるようで、けっこう寒い。早くラーメン来ないかな。
というところで最初に配膳されたのは、僕の「チャーシュー丼」。ご飯物が先でした(^^ゞ。
チャーシュー丼、登場。
「麺家いろは」のチャーシューへのこだわりは、HPによると「厳選した国産豚バラ肉を秘伝の黒醤油でじっくり煮込みます。しっかりした旨みととろける柔らかさが自慢です。各店で煮込むとろとろチャーシューです。」とのこと。黒醤油で煮込んでいるだけあって、色黒。見るからに香ばしそうなチャーシューが5枚、ごはんを覆うようにして載っかり、その上に白髪ネギが載り、ブラックペッパーが振ってあります。
チャーシューをめくるとごはんの上には刻み海苔が敷いてあって、チャーシューを煮込んだ黒醤油がごはんにも移って、ごはんだけでもウマイ。これに香ばしくて脂身のとろけるとろとろチャーシューを合わせて食べれば、もうこれだけで満足しそう。ラーメン要らないかも?(笑)
刻み海苔も敷き詰めて。
▲チャーシューを煮込んだ黒醤油が染みこんだごはんがこれまたおいしいのだ。