毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

平成最後の満月の夜(その9)

イメージ 1 ▲結局富山駅でも何も食べられず、列車待ちの人でいっぱいのホームで「はくたか562号」待ち。

 2019年4月21日、笑顔のチカラつなげるオモイ。

 「つるぎ708号」で新高岡駅から富山駅に来てみたものの、よく知ってるはずではないか、富山駅新幹線改札内には立ち食いそばさえ存在せず、売店もホーム上にあるだけだということを。ああ、むなしい。何も食べられないまま30分近くホームで待つことになるとは…… いちおうホーム上の売店で「ますとぶり小箱」を買いましたけどね。

 というわけで、これから12:19発の「はくたか562号」に乗るのですが、11/12番線ホームはやたら人が多い。しかも、妙な服を着ている人が多い。ヘンなデザインのパーカー姿が多いので、失礼ながら、最初は台湾とか香港とかからの観光客かしらと思ったのよ(あちらではそういう格好で出歩く人が多いから。)。しかしそれにしては、同じデザインのものを着ている人が多すぎる。色違いもけっこうある。よくよく目をこらして見てみると、「ももクロ」ではないか!なんだなんだ、このホームを埋め尽くしている人々は、日本人でかつ「ももクロ」のファンなのか??

イメージ 2 ▲素直に新高岡から乗ればよかった「はくたか562号」がもうすぐ富山駅にやってくる。

 あとで調べてみると、4月20日、21日の2日間、黒部市の宮野運動公園において、13:15開場、15:00開演で「ももクロ春の一大事2019 in 黒部 笑顔のチカラつなげるオモイ」なるイベントが開かれたのであった!

 向かい側の13番線ホームに東京からの「はくたか557号」が到着し、12:07が発車していったけれども、これにも「ももクロ」ファンがぎっしり乗っていて、黒部宇奈月温泉駅でドバッと降りたのだろうか?

 やがて金沢方からやってきた「はくたか562号」に、ホームを埋め尽くしていた人々が乗り込み、12:19に富山駅を発車。12分で最初の停車駅は黒部宇奈月温泉。そのたったひと駅のために指定席に乗っていた人も多数。自由席車は激混みだったことでしょう。黒部宇奈月温泉発車時にホームからの階段の下り口を見ると、黒山の人だかり。いつもは静かな黒部宇奈月温泉駅がにわかにフィーバー(←死語?)してました。「ももクロ」、おそるべし。

イメージ 3 ▲黒部宇奈月温泉でごっそり下車客があったかもしれない「はくたか557号」、富山駅発車。

イメージ 4 ▲「ももクロ」ファンのみなさん、おまたせ!「はくたか562号」の到着だよ!(笑)