毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

平成最後の満月の夜(その8)

イメージ 6 ▲新高岡駅南口にある全部石でできた北陸新幹線。

 2019年4月21日、食べるところがない。

 越中大門から544Mに乗ってひと駅、11:03に高岡に到着し、ここで下車します。このあと新高岡から新幹線に乗るのですが、確か高岡駅前には「うどん そば 今庄」の店舗があったからそこで昼を食べてからと思っていたのですが、みごとになくなってました(泣)。そりゃそうだ。6年前に来たときは高岡駅は北口周辺再開発の大工事中で、「今庄」も臨時店舗で営業していたのだ。新駅舎も駅ビルもできた今となっては、同じところで営業しているはずがない。実は北口に新しくできた駅ビル「クルン高岡」の中に入っているらしいのですが、このときはそれを見つけられず、泣く泣く新高岡へ移動することにしたのでした。

イメージ 1 ▲高岡に到着した金沢行き普通列車544M。

イメージ 2 ▲高岡駅改札口。JRとあいの風とやま鉄道が同居してます。

 もともとの計画では、高岡駅で昼を食べて、11:50発の城端線339Dで新高岡駅へ移動するつもりでしたが、昼を食べなくなったことから、339Dを待たずにバスで新高岡駅へ行くことに決定。新高岡駅へは南口から10~20分間隔でシャトル的にバスが出ているということなので、南口に出て1番のりばから加越能バスが運行する11:26発の新高岡駅経由小牧堰堤行きに乗りました。

 このバスが外観の塗装から何からなんとなく勝和のレトロちっくな車両。始発の高岡駅前を11:14に発車し、終点の小牧堰堤には12:56に着くという1時間半以上走る長距離路線バスなのに、運賃表に運賃を表示してくれず、下車時に運転手さんに聞かないとおしえてくれない(新高岡駅まで160円なんですが。)という不親切なバスでした。ああ、つくづく「クルン高岡」に入っている「今庄」を見つけられなかったのが悔やまれる。やっぱり339Dで新高岡駅へ行きたかった。

イメージ 3 ▲高岡駅南口。

イメージ 4 ▲高岡駅南口バス乗り場にやってきた加越能バス小牧堰堤行き。外観からして古めかしい。

イメージ 5 ▲新幹線開業2周年を記念して高岡市内の石材メーカーが制作したものらしい。

 10分弱でバスは新高岡駅前(南口)に到着。南口の入口脇には、台座に「祝開業 北陸新幹線」と彫られた新幹線の石材彫刻がありました。これは、開業2周年を迎えた2017年に、市内の石材メーカー「山岡石材工業」が制作して寄贈したもので、3月14日に除幕式が行われとのこと。細かいところまで彫り込んだ総石造りだそうです。

 新高岡からは12:10発の「はくたか562号」に乗る予定でしたが、新高岡駅の中には食事ができるところがまったくないので、11:42発の「つるぎ708号」がちょうど来たことをいいことに、これに乗って富山駅へ先乗りすることに。富山駅なら何か食べるものがあるに違いない。

イメージ 7 ▲新高岡駅には食事をできるところがひとつもない(近くにイオンはあるが。)。

イメージ 8 ▲11:42発の「つるぎ708号」が到着。

イメージ 9 ▲自由席で富山まで先回りしてしまおう。