毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

平成最後の満月の夜(その7)

イメージ 4 ▲越中大門駅2/3番線ホームの駅名標。バックは新日本電工北陸工場。

 2019年4月21日、ホームは長く列車は短く。

 日曜日に開いている射水市役所本庁舎の市民窓口であっという間に用事は終わり(なにしろすごくすいていたので。)、市役所にいたのは15分程度で、再び徒歩で越中大門駅へ戻ります。

 来るときは、「小島鉄道アンダー」というおもしろ歩道を通ってきたので、戻りは踏切を渡って線路に南側に出たいものである。射水市役所本庁舎を出て県道44号線富山高岡線を西へ歩き、射水市役所大島分庁舎のあたりから線路の方へ寄っていき、見つけた踏切は、さっきくぐった小島アンダーから東へ更に250mほどのところにある「小島踏切」。踏切からは遠くに越中大門駅の跨線橋が眺められます。ちょうど警報が鳴り始めたので、遮断機の脇で待っていると、富山方からやってきたのは、「北斗星」カラーのEF510-508号機に牽かれたコンテナ列車でした。

イメージ 1 ▲越中大門駅の東にある小島踏切を渡ります。奥の方に越中大門駅の跨線橋が見えてます。

イメージ 2 ▲警報器が鳴り出し、富山方からやってきたのはEF510-508が牽くコンテナ列車。

 越中大門駅に戻り、自動券売機で隣の高岡までのきっぷを購入。業務委託駅で、さっき到着したときも駅員さんが改札できっぷを回収してましたが、入場するぶんには自由に入れる感じです。

 上りは改札から続いている1番線に発着します。1番線ホームの富山方に跨線橋があり、島式の2/3番線ホームに渡れます。ホームには、今となっては短い編成になった列車が停まる範囲に柵が立てられて、停まらない場所には行けなくなっていますが、ホームそのものはとても長く、かつて長編成の列車が発着していたことを窺わせます。

イメージ 5 ▲長いホームが横たわる越中大門駅構内。北側は新日本電工北陸工場の敷地になっています。

イメージ 3 ▲1番線ホームの駅名標。山側を向いたときに見える面は緑色、海側を向いたときは青色です。

 ホームが長いだけでなく、構内そのものがかなり広いような感じがします。2/3番線ホームの北側に側線が1本走っているからというのもあるでしょう。この側線からは、さっき渡った小島踏切のところで更に枝分かれして、踏切の東側にある総合化学品会社「Denka(旧名「電気化学工業株式会社」)」富山サービスステーションへのセメント輸送用引き込み線も伸びています。現在は使われておらず車止めで途切れていますが。

 というところで、高岡方から列車が3番線に到着。10:54発の金沢始発泊行き普通列車437Mです。

 437Mが発車して少しすると、今度は1番線の方に列車がやってきました。11:00発の泊始発金沢行き普通列車544Mで、僕はこれに乗って隣の高岡へ向かいます。

イメージ 6 ▲庄川をわたって下り電車がやってきました。230kmのキロポストが見えますね。

イメージ 7 ▲泊行き437Mが3番線に滑り込みます。停車位置はもうちょっと前方ですが。

イメージ 8 ▲1番線に到着したのは、上り金沢行き544M。