毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

また乗れますフィンエアー(二たびエストニア;その3)

イメージ 1 ▲北京首都空港で出発を待つヘルシンキ行きフィンエアーAY086便。

 2018年1月5日、コシケンコルヴァ。

 9時頃に瀋陽からのCZ6115便を降りてバスでターミナルビルへ行き、託送荷物を引き取って、第2ターミナルから第3ターミナルへ無料シャトルバスで移動するのがまた大仕事。しかし、次に乗り継ぐヘルシンキ行きフィンエアーAY086便の出発時間は11:35なので、まあ乗り遅れるということはないでしょう。

 第3ターミナルでのチェックイン、出国審査、セキュリティチェックは、例によってあまりにも人が多くて、突破するのにどうしても時間がかかってしまっていらつきますが、時間には間に合ってなんとか通り抜け、AY086便の待つ10番ゲートへ前進できました。

イメージ 2 ▲半年ぶりのフィンエアー、今回はA350-900ではなくA330-300なのがちょっと残念。

 前回北京からヘルシンキ行きのフィンエアーに乗ったのはちょうど半年前の2017年7月5日でしたが、そのときの便名はAY052便でした。どこかのタイミングで便名が変わったようです。

 この日の機材は、レジOH-LTNをつけたA330-300。前回同様最新のA350-900に乗れると期待していたので、これには少々がっかり。しかし、11:00に搭乗が始まって乗り込んで見ると、エコノミークラスは2×4×2の8列アブレストで、シートも前回乗ったA350-900のシンプルなグレーとは違い、曲線模様が入ったダークブルーのシートでフィンエアーカラーの黄緑の枕にもよく合って明るい感じがして、なかなかいいですね。

イメージ 3 ▲エコノミークラスのキャビン。明るい感じの色使いでいい感じです。

 僕は41番A席に着席。非常口座席で、足下は広々としてます。これでロングフライトでもトイレなどを気にせず過ごせる。この席が取れてヨカッタ!

 ただ、最前列の席になったときにめんどうくさいのは、収納されている足下から引き出さなければシートテレビが見られないこと。フライトマップは壁に設置された共用モニターに映し出されるので、それならシートテレビはなくっても。僕は機内エンターテインメントに対して淡泊なんです。映画とか、見ないなら見ないで別にいいし、寝たり本読んだりしてればそれで十分だもんね。

イメージ 4 ▲おや、JAL機が。成田行きのJL860便ですね。

 定刻よりだいぶ早く11:22にドアクローズ。昨夏もそうでしたが、今回も機内はぎっしり満員の様相です。しかも乗客は中国人がほとんど。すごいですねー。こんなに大勢の中国人がどこへ行くんでしょうねー。そんなわけで客室乗務員の中にも何人か中国籍の乗務員さんが乗っていて、非常口座席の僕の向かいに対面で座った乗務員さんも中国籍の人でした。

 11:30にプッシュバックし、11:34にタキシング開始。おや、JAL機がいますね。しかも国際線なのにB737-800。これは11:35発の東京成田行きJL860便ですね。北京線は羽田発着が主流になり、かろうじてJALが1便だけ残してる成田便は小さい機材で運航してるんですね。

イメージ 5 ▲北京北郊の密雲ダムを眼下に見ながら高度を上げていきます。

 11:51にRWY01から離陸。離陸後少しの間は北東へ飛び、北京北郊の北京市民の水甕・密雲ダムを左に見下ろすあたりで左へ旋回し、北西へ進路を変えてユーラシア大陸横断飛行へと移っていくようです。

 水平飛行になって機内サービスがそろそろ始まろうかという頃、前方から客室乗務員さんが僕のところへやってきて、「ハロー、Mr.●●(僕の名前)、今日はご搭乗ありがとうございます。何かお飲み物はいかがですか」と挨拶されました。ちょっとびっくりしましたが、ワンワールドのステイタスを持っているので、エコノミークラスに乗っていても少しだけ待遇がよいのでしょう。うれしいので、さっそくお先にドリンクをお願いしました。フィンランドと言えば大麦が原料のウオッカ「コシケンコルヴァ(Koskenkorva)」をロックでいただきます。

イメージ 6 ▲ドリンクサービスはフィンランドのウオッカ「コシケンコルヴァ」をロックで。

 機内食は、チキン+ポテトとビーフ+ライスの2種類からの選択。僕はチキンをチョイスしましたが、ゴロゴロ乱切りのポテトやニンジン、インゲンもたっぷりの濃いめの味付けでなかなかのボリューム。ほかにサラダとキューピー・サザンアイランドドレッシング、クリームチーズとクラッカー、丸パンとバター、チョコケーキ、ミネラルウオーターがあります。全体に炭水化物度が高いかも?食事中のドリンクは赤ワインを。エコノミークラスですが、プラスチックのコップにボトルから惜しげもなくどぼどぼと注いでくれ、おかわりをお願いするとまたどぼどぼと注いでくれるという気前のよさ。うれしいっす。

イメージ 7 ▲1回目の食事はチキンとビーフからのチョイスで、ドリンクには赤ワインをもらいました。

イメージ 8 ▲チキンを選んでみると、ポテトやニンジンもゴロゴロと入っていてボリューム十分。