毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

冬だったこと忘れてた。(X'mas in Guam;その15)

イメージ 3 ▲夕日が沈み、濃いあかね色の夕焼けの帯を眺めながら太平洋上を飛行中。

 2017年12月25日、寒いよニッポン。

 JL942便がグアム島を離れると、眼下には雲がたちこめ、雲上飛行となりました。西の空もだんだんと暮れていき、雲と空の境目のあかね色が徐々に濃くなっていきます。太陽はすでに雲の下へ隠れ、ぎりぎり太陽のへりの部分がまだ明るく残り、それ以外は濃いあかね色が帯のように長くのびていて、なんとも美しいです。

 そんな夕焼けを眺めながら、ドリンクサービス。もう日も暮れてますから、ビール飲んでもいいでしょう。日本積載のプレミアムモルツを、あられミックスをつまみにいただきます。もちろん「ドライなっとう」もお願いすると、3袋も持ってきてくれました。

イメージ 1 ▲ドリンクサービスでは「ドライなっとう」を所望したら3つもくれた。

イメージ 2 ▲濃いあかね色の帯が美しくて、つい見入ってしまいます。

 食事の方は、グアム発便には和食のチョイスはありません。洋食のみの提供で、メインディッシュは「鶏肉のグリル クリームソース パスタ添え」か「サーモンフィレ 胡桃のクラスト サフランライス添え」のどちらかが選べます。短距離路線ですので、ワンプレートですべてが一度に出てきますが、アペタイザーには「ビーフテンダーロイン 山葵ソース 海老のマリネ」、スープは「コンソメスープ」、これにパンとフルーツがつきます。魚料理ですが、赤ワイン、いつもの「Louis Max Bourgogne Hautes Côtes de Beaune」をいただきます。和食ではないですが、ニンジンやインゲンが添えられた大きなサーモンの切り身にけっこうたっぷりのライスは和食っぽくもあり、おいしくいただくことができました。

イメージ 4 ▲減灯されているので暗い写真ですみませんが、ワンプレートで供される機内食です。

イメージ 5 ▲チョイスしたのは、なんとなく和食っぽくもあるサーモン料理。温かいスープがあるのもうれしい。

 日はすっかり沈み、あかね色が残っている範囲もだいぶ少なくなり、それと引き替えに空は濃紺から暗黒へとその色を深めていきます。食後は、珍しくマンゴー&ラズベリーフレーバーのフルカップのハーゲンダッツアイスクリームがデザートとして配られ、ホットコーヒーをいただいてまったり過ごします。

 途中、通路をはさんで隣の席の乗客のシートのリクライニングが動かなくなり、客室乗務員さんたちが集まって、iPad端末のマニュアルを見ながら、シートクッションをはずして修復を試みるというハプニングがあり、客室乗務員さんたちが入れ替わり立ち替わりいろいろがんばりましたがシートは直らず、その席の乗客には空いていた別の席に移ってもらって、シートの修理は到着後ということになりました。この故障は直せはしなかったものの、客室乗務員さんたちはできるだけ機内で対応できるよう教育・訓練されているんですね。

イメージ 6 ▲もうあとは漆黒の闇夜になるばかりの名残の夕焼け。

 グアムからのフライトは本当にあっという間で、気がつけば成田空港に向けて最終の着陸態勢となり、19:47にRWY34Rにランディング。飛行時間は3時間25分でした。そして定刻より早く、19:58に91番ゲートにスポットイン。初めてのグアム旅行は、短かったけれどとても充実していて終始順調で、ほんと楽しいクリスマスになりました。グアム、近くていいですね。また行きたいです。

 入国審査を済ませ、託送荷物を引き取って到着ロビーに出たあとは、出発前に預けたダウンジャケットなどの冬物を引き取り、空港第2ビル駅から20:47発の2052M特急「成田エクスプレス52号」に乗って都心へと戻りました。

イメージ 7 ▲デザートがマンゴー&ラズベリーフレーバーだったのがグアム帰りらしくてよかったです。