毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

富士宮やきそば

イメージ 3 ▲富士宮で初めて「富士宮やきそば」を食べました。

 昨日の土曜日、1月19日は、ちょっと用事があって、富士宮まで行ってきました。

 行きは、東京駅14番線から07:56発の「こだま637号」で新富士まで行きました。東京から東海道新幹線に乗るなんて、いったいいつ以来ぶりやら、実に久しぶりです。僕は4号車に乗りましたが、土曜日の朝だからなのか、自由席車はガラガラに空いていて、快適です。新富士には09:07の到着。

 サクサクと用事を済ませて、12時過ぎにはフリーになったので、東京へ戻る前に、せっかくなので、B-1グランプリで2度もゴールドグランプリを受賞し殿堂入りした「富士宮やきそば」を食べてみたい!ということで、「お宮横丁」というところへ行けばB-1グランプリ出展団体「富士宮やきそば学会」で食べられる荘ですが、時間が足りなかったので、駅近くで「富士宮やきそば」を食べられるお店を探したところ、富士宮駅前本通りをちょっと行ったところにある「キッチン トトロ」で「富士宮やきそば」が食べられるしるしのオレンジ色ののぼりを発見。食事もできる喫茶店といった感じの小さなお店です。

イメージ 2 ▲「キッチントトロ」の「富士宮やきそば」は珍しく刻み海苔が載ってます。

 「富士宮やきそば」は、まず第一に何と言っても、市内にある4つの製麺業者の富士宮やきそば専用蒸し麺を使用しなければなりません。ほかに、ラードを絞った後の「肉かす」を加えるとか、イワシの「削り粉(だし粉)」をふりかける、キャベツは富士宮の高原キャベツを使うなど、いくつかの「定義」があるらしいです。今回初めて食べたので比較はできませんが、「キッチントトロ」の「富士宮やきそば」は、麺は確かに非常に特徴的で、コシが強くて食べ応えのある食感。味はどこかダシが効いているような和風テイストで、あっさりとおいしい。「富士宮やきそば」に詳しい同行者によれば、刻み海苔が載っているのは珍しいとのこと。「きざみ海苔たっぷり、さっぱり薄味で女性にも人気」なのだそうです。

イメージ 1 ▲JR身延線初乗車となりました。

 初めての「富士宮やきそば」を一瞬で完食し、富士宮駅へ出て、JR身延線初乗車へ。今まで一度も乗ったことがなかったんですよ、身延線。

 できれば全線を乗り通したいところですが、今回は富士宮から富士までということでガマン。富士宮12:42発の西富士宮始発富士行き普通列車3552Gに乗車です。車両はワンマン仕様の313系3000番台車両の2両編成でV2編成がやってきました。

 左側には、雲一つないスバラシイ快晴の青空を背景に、間近に富士山が見えています。こんなに富士山に近づいたのは超久しぶりだと思う。富士山をこんなに間近に毎日眺めて暮らす生活というのはどんなもんなんだろうね。

イメージ 4 ▲富士宮~源道寺間の車窓から見えた富士山。

 3552Gは源道寺、富士根、入山瀬、竪堀、柚木と停車し、1301に終点富士駅の3番線に到着。到着した列車は13:21発の沼津行き普通列車240Mに変身します。僕は、同じホーム向かい側の4番線から、13:10発の静岡始発三島行き普通列車772Mに乗り換え、三島到着が13:38。三島で13:50発の「こだま650号」に乗るか、13:56発で熱海で「こだま650号」を追い越して東京に7分早く到着する「ひかり466号」に乗るか一瞬迷い、まあのんびり座って行こうやということになって「こだま650号」に乗車。これまた自由席車両は非常にすいていて、ゆったりのんびりビールを飲みながら東京へ戻りました。良い天気に恵まれて、初めての「富士宮やきそば」、初めてのJR身延線も体験できて、充実した半日トリップでした。

イメージ 5 ▲終点富士に到着した西富士宮始発の普通列車3552G。