毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

大阪上空遊覧飛行?(2017年月イチ日本・10月編;その13)

イメージ 1 ▲眼下に広がるのは、「鳴くよ(794)ウグイス平安京」の京都市中心部。

 2017年10月5日、大阪城でっせ!

 JAL2154便は、琵琶湖を左に遠く見ながら南下を続け、眼下には京都市の市街地の広がりが見えてきました。市街地の西のへりを眺めながら南下するので、桂川の流れがはっきりわかります。市街地の広がりの真ん中へんをズームすると、京都駅のホームと周辺の建物群、そしてもちろん京都タワーも見えるではありませんか。

 視線を京都駅のあたりから再び手前へ移すと、JR東海道本線向日町駅と長岡京駅のちょうど中間あたりにあるJR西日本吹田総合車両所京都支所。かつては京都総合運転所の本所で、西日本における優等列車の運用をほぼ一手に引き受けていたのだとか。

イメージ 2 ▲京都駅周辺にズーーム!京都タワーも見えてますえ。

イメージ 3 ▲中央がJR西日本吹田総合車両所京都支所。この写真だとすぐ上側を東海道新幹線の高架が通ってます。

 大阪伊丹空港へのファイナルアプローチで機首が伊丹空港方向を向くと、左側の機窓からは今度は大阪市の街の広がりと、その向こうには大阪湾の海が見えてきました。ちょうど大阪城公園が眼下を過ぎていき、天守もはっきり見えました。

 大阪城公園の北外壕のすぐ北側には大川が流れていて、京阪国道が大川を渡る桜宮橋の鉄鋼アーチもよく見えます。河岸一帯は桜之宮公園になっていますが、特に桜宮橋の西側のたもとには造幣局の本局があり、そこからの「造幣局の桜の通り抜け」はつとに有名ですよね。

イメージ 4 ▲奥に大阪湾。右端を縦に走る直線は阪神高速13号東大阪線。中央右端に大阪城公園の南外壕もちらっと。

イメージ 5 ▲大阪城公園。手前は大阪環状線大阪城公園駅とJR西日本森ノ宮電車区、大阪地下鉄森之宮検車場。

イメージ 6 ▲高度もだいぶ下がってきて、天守までよーく見えました。

イメージ 7 ▲中央下のアーチのある橋が大川に架かる桜宮橋。その上が造幣局本局。

 着陸前の最後の見所は、新大阪駅。手前に淀川が横たわり、たくさんの橋が架かっていますが、東海道本線の鉄橋も、線路6線ぶんがかかっています。東海道本線(JR京都線)の内側線と外側線2線ずつと、梅田貨物線の上下2線です。

 淀川を渡って新大阪駅上空へ。在来線と新幹線のホームがクロスする新大阪駅は真下過ぎてよく見えず、その西側に広がる操車場のようなエリアが見えました。ここはJR西日本網干総合車両所宮原支所(かつての宮原総合運転所)と宮原操車場です。かなりの数の車両(編成)が停まっているのが見えます。

 京都市内が一望できるようになってから約9分、15:19にJAL2154便は大阪伊丹空港のRWY32Lに着陸し、15:22にオープンスポットに沖停めとなりました。この日の青森からの飛行時間は1時間17分でした。青森出身の客室乗務員さん、楽しい旅をありがとうございました!

イメージ 8 ▲左にある淀川を渡る東海道本線の鉄橋の新大阪駅側。上2線が梅田貨物線。電車が見えるのが内側線上り。

イメージ 9 ▲新大阪駅西側に広がる宮原操車場。高架上に続く長い屋根は山陽新幹線の引き上げ線。

イメージ 10 ▲伊丹空港のオープンスポットに到着したJAL2154便。