毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

八甲田山、初冠雪。(2017年月イチ日本・10月編;その10)

イメージ 1 ▲青森空港へ向かう農道からの1枚。田植えの終わった田んぼの向こうに初冠雪の八甲田山。そして秋の空。

 2017年10月5日、だいぶ早い初冠雪。

 翌日の雨模様とはうってかわって、この日はあまりにも爽やかな青空が広がって、気持ちの良い秋晴れとなりました。

 実家で1泊して、また出発。国慶節の連休を利用した秋休みも終わりが近づき、瀋陽へ戻らなければなりません。と言っても、この日に直で瀋陽へ飛ぶわけではなく、まだいくつか寄り道する場所があるんですが。

 青森空港へ車で向かうときによく通る、田んぼの中の農道の直線に入ると、黄金色に実った稲穂の海の向こうに八甲田連峰がきれいに見えて、感激。頂上近くには冠雪も見えます。実はこの日が八甲田山の初冠雪だったんですね。平年より12日、前年より5日早い初冠雪だったそうです。平年より10日以上早いのは2011年以来6年ぶりだそうで、寒い冬の到来を思わせるかのようです。

イメージ 2 ▲この日の朝に初冠雪を迎えた八甲田山がよく見えました。
 
 青森空港の展望デッキに上がってみると、展望デッキからも八甲田山がよーく見えます!雪をかぶった頂上付近の山肌の様子もくっきりとわかるではありませんか。

 八甲田山から視線をぐーっと手前に引き寄せて青森空港のエプロンに目を移せば、前日の羽田からの到着時にも見かけたFDA機がスポットインしているのが見えます。13:25発の名古屋小牧行きFDA364便ですが、偶然にも、前日の朝に見かけたとの同じグリーンの機材、レジJA-11FDをつけたエンブラエル ERJ-175ですね。2日続けて同じ機材を見かけるとは。

 中央のスポットに駐機中で、トーイングカーが付けられてプッシュバックを待っているのは、13:10発の大阪伊丹行きANA1854便でしょうか。

イメージ 4 ▲青森空港の展望デッキからも、初冠雪を迎えた八甲田山がよく見えました。

イメージ 5 ▲エプロンの方に駐機中なのは、グリーンのFDA機。名古屋小牧行きFDA364便です。

イメージ 3 ▲FDA機と八甲田山を一つのフレームに入れてみた。

イメージ 6 ▲こちらは13:10発大阪伊丹行きANA1854便。もうすぐプッシュバックになる模様。

 僕がこれから乗るのは、13:40発の大阪伊丹行きJAL2154便。到着機遅れのため、出発は5分遅れの13:45になることがアナウンスされていました。

 展望デッキで待っていると、所定13:10到着の大阪伊丹からのJAL2153便が13:17にRWY24にランディング。これがスポットインして、折り返しで大阪伊丹行きJAL2154便になるようです。

 大阪伊丹行きANA1854便がプッシュバックし、トーイングカーをはずして出発準備完了。小回りがきくからちょっと押し戻してやるだけで出発できるようになるんですね。しかしANA1854便はその位置でしばし待機。着陸したJAL2153便がその後ろを横切ってスポットインするのを待っているようです。こうしてANA1854便を待たせたJAL2153便は、いちばん北端のスポットにぴたりと停止しました。

イメージ 7 ▲少し遅れて大阪伊丹からのJAL2153便がRWY24に着陸。

イメージ 8 ▲FDA364便とプッシュバックを終えたANA1854便、その間の奥には八甲田山。

イメージ 9 ▲ANA1854便はまだエンジンを始動せず、後ろを着陸したJAL2153便がスポットに向かってタキシング中。

イメージ 10 ▲いちばん北端のスポットに入ったJAL2153便。