毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

CZのスカイチーム塗装機(2017年月イチ日本・10月編;その1)

イメージ 1 ▲とっぷりと暮れた瀋陽桃仙空港の19番ゲートにぽつんと北京行きCZ6532便。

 2017年9月29日、ANA便も遅延。

 10月1日は中国の建国記念日(国慶節)ということで、長い連休になるので、この連休を利用して、帰国します。

 連休突入前日の9月29日(金)、仕事を終えたあと、着替えて荷物を持って瀋陽空港へ向かい、これから乗るのは22:45発の中国南方航空CZ6532便北京行き最終です。この時間ともなると、瀋陽を出発する便はもうほとんどなくなっていて、出発ロビーも搭乗エリアもすっかり人影がなくなって、森閑としています。保安検査場にも行列はなく、スイスイ手続きが進むのはストレスがなくてうれしいです。

イメージ 4 ▲この日のCZ6532便は19番ゲートからの出発。

 今回は国内線のアッパークラス「公務艙」に乗るので、中国南方航空CZのラウンジが使えます。瀋陽空港で国内線のCZラウンジに入れたことはほとんどないので、ちょっと新鮮。質素なつくりですが、国際線の方より広めで、ソフトドリンクや小袋入りのスナックが無料でいただけます。今回はラウンジ内にはほかに客はおらず、搭乗が始まるまでずっと貸切状態で、気味が悪いほどでした。

 この日のCZ6532便は、19番ゲートからの出発。所定19:50に北京を出発して瀋陽に21:20に到着するCZ6531便が21:36にランディングして19番ゲートにスポットインし、これが折り返しでCZ6532便になります。到着は少し遅れましたが、折り返し便には大きな影響はなさそうです。機材はレジB-6398をつけたA321-200、スカイチーム塗装機ですね。

イメージ 2 ▲北京からのCZ6531便が少し遅れて19番ゲートに到着。

イメージ 3 ▲折り返しのための整備中のCZ6532便。スカイチーム塗装機です。

 CZ6532便は22:08に搭乗開始。11月開幕予定の第19回党大会に備えて警備強化が始まったのか、搭乗前にゲートのところで身分証のチェックが行われています。

 僕は最前列の1番A席。なんとこの機材の「公務艙」は最前列の1列4席だけで、2列目からは普通席です。22:16にはほぼ全員乗り終わった感じで、この時間だけに乗客は多くないようです。とは言え「公務艙」は4席中3席が埋まり、22:31にドアクローズ。定刻より約20分の遅れぐらいでしょうか。22:38にプッシュバックし、22:45にタキシング開始。エマージェンシーデモは天井から出てくるディスプレイによる上映ではなく、客室乗務員による実演です。

 機窓からはなかなかいい月が見えています。この時間になって、東京成田からのANAが着陸。所定到着時刻は21:20なので、1時間半ほど遅れたみたいです。こちらは22:54にRWY24から離陸しました。

 「公務艙」では、麺か点心からチョイスできる機内食が提供されましたが、僕は食欲がなかったので、炭酸水と果物だけいただいて終了。北京空港には、日付が変わった24:12にRWY36Rにランディング。スポットまでのタキシング時に到着の機内アナウンスがあり、中国語に続く英語の最後に「Have a nice day.」と言われたけれど、夜中の12時を過ぎてそう言われてもなあという感じ。あいかわらずマニュアルどおりにしかやらないんだということが痛感されました。

 24:20にN207Rスポットに沖停めで到着。これが第3ターミナルのずーっと北の方にあるオープンスポットで、バスに乗り換えて、滑走路や誘導路の下を2回くぐったりしながら24:38にようやく第2ターミナルの到着フロアに着いてみると、こんな時間なのに、ターミナル内はものすごい人で、びっくりです。

イメージ 5 ▲北京空港のはずれの方のスポットに沖停めになったCZ6532便。