毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

クラウド・ナイン(2017年月イチ日本・9月編;その12)

イメージ 1 ▲広東省の南、深圳市の向こうの珠江の河口に夕日が映っております。

 2017年9月21日、乗り継ぎバタバタ。

 北上するにつれ、香港は徐々に遠ざかっていき、周囲の海も遠ざかっていきます。まだ高度は低く雲の下を飛んでいるので、太陽は雲の陰になっていますが、夕日が海面に映って茜色に染まっています。見えているのは深圳市の北部、宝安区や龍華区のあたりで、鉄崗ダムや西瀝ダムの水面も見えています。

 このあたりでそろそろディナータイム。まずはドリンクサービスですが、3日前の北京→香港のときもあったように、キャセイのビジネスクラスでは「Signature Drinks」(オリジナルドリンクとかスペシャルドリンクとかそういう意味。)が、アルコールとノンアルコールそれぞれ1種類ずつ、計2種類用意されてまして、僕はアルコールの入った「CLOUD NINE」をいただきます。メニューには「A refreshing combination of Vodka, Cointreau and Sprite with a refreshing touch of lemon flavour.」とあります。ウォッカをベースに、コアントローとスプライトを組み合わせたレモン風味のカクテル、といったところでしょうか。出てきたグラスにはミントリーフが添えられ、グラスの縁はシュガーのスノースタイルになっていて、甘めのさっぱり感を味わうことができました。

イメージ 2 ▲今回のアルコール入り「Signature Drink」はウォッカ・ベースの「CLOUD NINE」。

 さて、ごはん。スターターは「Grilled butterfly prawn, green tea soba and papaya(バタフライシュリンプのグリル、茶そば、パパイヤ)」。それに続いて、メインは3種類からのチョイス。「Side of pork, dried mandarin peel sauce, kailan, carrot, steamed jasmine rice(豚バラ肉、マンダリンオレンジピールのソース、ガイラン(芥蘭)、ニンジン、ジャスミンライス)」、これは中華ですね、きっと。シーフードは「Pan fried halibut, zucchini, cherry tomato,mashed potato and lemon parsley butter(オヒョウのフライ、ズッキーニ、チェリートマト、マッシュドポテト、レモンパセリバター添え)」、そして肉料理はアジアンフードで「Thai red chicken curry, mixed vegetables and steamed jasmine rice(タイ風レッドチキンカレー、彩り野菜、ジャスミンライス)」。これに温められたパンがつきます。僕はレッドチキンカレーをチョイスし、赤ワインもお願いして、おいしくいただきました。

イメージ 3 ▲タイ風レッドチキンカレーをメインに、野菜もたっぷりで、おいしく完食。

イメージ 6 ▲マグカップでホットコーヒー、そして珍しくストロベリーチーズケーキ味のハーゲンダッツ。

 デザートは、大きなマグカップにたっぷりのホットコーヒーと、大きなカップのハーゲンダッツ。フレーバーは珍しくバニラではなくストロベリーチーズケーキで、ウレシイ。

 そうこうしているうちに、夕日はとっくに地平線の向こうに沈み、 地平線に沿って細長く茜色が残るだけとなり、眼下には薄く雲が広がり、地上の風景はもはやまったく望めません。この茜色もまもなくすっかり闇の中に飲み込まれ、機窓からは暗闇が見えるだけとなりました。

イメージ 4 ▲離陸して約1時間が経った頃、地平線に細長く夕焼けが残るだけとなりました。

イメージ 5 ▲眼下には薄い雲が一面にかかり、地上の家々ではもう灯がともっていることでしょう。

 そして北京空港には、20:19、RWY36Rにランディング。この日の飛行時間は2時間35分でした。20:23に第3ターミナルのE26番ゲートにスポットイン。ここまで順調に飛んでこられてよかった。このあとまだもう1本、瀋陽行きに乗らなければならないので、慌ただしい乗り継ぎが待っています。

 CX312便が20:23にスポットインして、降機。乗り継ぐのは、22:10発の中国南方航空CZ6110便、瀋陽行き最終。入国審査と託送荷物のピックアップを終えて、ターミナル間無料連絡バスに乗れたのは21:07。第3ターミナルから遠く離れた第2ターミナルへ移動して、なんとか間に合ってCZ6110便にチェックイン。出発はバスゲートの50番ゲートからで、搭乗開始が遅れに遅れて、ようやく22:53に搭乗し、3番A席に着席。この日の機材はレジB-2281をつけたA321で、23:14にドアクローズ、23:20にプッシュバック、23:24にタキシングとなりました。離陸は23:44にRWY01から。瀋陽空港には、日付が変わって24:53にRWY24に着陸し、定刻より約70分遅れて沖停めとなりました。CX312便で北京に到着したあとは怒濤のような乗り継ぎオペレーションだったので、この部分、全然写真がありません。あしからずm(_ _)m。

イメージ 7 ▲北京空港E26番ゲートにスポットインしたCX312便。