毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ジャリジャリましまし(2017年月イチ日本・夏休み編;その29)

イメージ 2 ▲「びっくりジャリジャリ ザラメ入り」のスペシャルな「イギリストースト」。

 2017年8月19日、平打ち麺。

 このブログでもたまに登場する青森の工藤パンの「イギリストースト」。昭和41、42年頃に発売されて早や50年、今も変わらず愛され続けている青森県民のソウルフード。山型の食パンにマーガリンとグラニュー糖をサンドした菓子パンで、青森県内で月に50万個売れているというオバケ商品。僕も帰省したら必ず1個は食べます。

 そんな「イギリストースト」、帰省するたびに新商品がスーパーの棚に並んでいます。今回は「スペシャルイギリストースト ジャリジャリましまし」。2017年3月14日に登場したもので、ジャリジャリ感を強め、ハードタイプという位置付けで白ザラメを加えたものらしい。僕は個人的にはジャリジャリ感よりは厚めに塗られたマーガリンが好きなのだが。ちなみに、白ザラメを増量した「もっとジャリまし」もあるらしい。食べてみたい。

イメージ 1 ▲「ジャリジャリましまし」と「黒石やきそばパン」を並べてみた。

 青森市民としては工藤パンにはいつまでもがんばっていてほしいので、もう一個買ってみた。それは「黒石やきそばパン」。B-1グランプリ出場経験もある黒石市のご当地グルメである黒石やきそばのパン。これも初めてだ。B-1グランプリのロゴもちゃんと入ってますね。

 昭和30年代後半、黒石市内の中郷中学区にあった「美満寿(みます)」で、やきそばにつゆをかけた「つゆそば」が生まれ、近年、当時を懐かしんで市内のお店で作られるようになり、それが「ご当地グルメ」に発展したのが「黒石やきそば」であり「黒石つゆやきそば」なんですが、その最大の特徴は平太麺を使っていること。この工藤パン製のパンも、包装紙には「青森県産の小麦粉を100%使用した特製太平麺を専用の黒石やきそばソースで炒めロールパンではさみました。黒石つゆやきそばHAPPY麺恋゛ジャー監修」とありまして、ちゃんとB-1団体の監修を受けて太平麺を使った焼きそばがはさんであって、けっこう本格的。トッピングのベニショウガがいいアクセントになってます。

イメージ 3 ▲開封した「黒石やきそばパン」にズーム。うどんにも見える太平麺をちゃんと使ってます。