毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

さよなら瀋陽(その1)

イメージ 1 ▲東京成田行きNH926便に搭乗。隣は10:30発のプサン行きアシアナ航空OZ346便。

 今日は9月16日、日本に帰ってきてからちょうど1ヶ月が経ちました。2006年3月に日本を離れて以来、12年半ぶりの日本勤務で、住居探しから何から慣れないことばかりで1ヶ月間どたばたと暮らし、全然記事をUPできていなかったけれど、生活も仕事もようやく少し落ち着いたので、敬老の日の三連休を利用して、帰国レポをUPしまーす。

 というわけで、迎えた瀋陽最終日、8月16日。

 とても親切な大家さんに恵まれたこともあって、引っ越し作業も順調に済ませられ、朝8時に大家さんに見送られて、2年9ヶ月住んだアパートをあとにしました。この日の瀋陽はところどころに小さなちぎれ雲が浮かぶ程度の真っ青な空が広がる快晴で、気温も朝からうなぎ上りです。

イメージ 7 ▲しばらくは来ることのないだろう瀋陽桃仙空港のターミナルビルに別れを告げます。

 僕の帰国便は、10時20分発の東京成田行きNH926便。この日の機材はレジJA-212AをつけたA320neoで、31番ゲートからの出発です。09時53分に搭乗して、非常口座席の11番K席に着席。機内はほぼ満席です。

 定刻よりだいぶ早い10時03分にドアクローズとなったのですが、10:14に機内アナウンスがあり、機内のインターホンシステムに若干の不具合が生じたので、ドアを再オープンして整備するとのこと。結局10:21にドアが再び開けられて整備士が乗り込んできましたが、さいわいたいしたトラブルではなかったようで、10:39には再びドアクローズとなって、出発できるようになりました。よかったーー。

イメージ 2 ▲やっと滑走路まで来たけれど、発着機待ちでけっこう待たされる。これは11:11、どこかからのCA便が着陸。

 機材は最新鋭のA320neoということで、ナロウボディ機ながらエコノミークラスにも全席にシートTVが装備されていて、着席したときから機内エンターテインメントが楽しめるのですが、なぜかなぜか、エマージェンシーデモは、シートTVでの放映ではなく、客室乗務員さんたちが、チーフパーサーさんの生アナウンスで生実演。最新鋭機なのに、ヘンなところで昔ながらのやり方が残ってるんだなあ。

 10:55にプッシュバックして11:03にタキシング開始。すぐにRWY06エンドまでたどり着きましたが、発着便待ちがけっこう多く、待たされることに。まずどこかから中国国際航空機が飛んで来て11:11に着陸しました。

イメージ 3 ▲見慣れない尾翼のマークは天津航空。日本には羽田、関西、札幌、北九州に来てますよ。

イメージ 4 ▲続いて飛来したのはおそらくアモイからのMF8031便。

 その次は出発機で、尾翼の見慣れないマークは、天津航空。所定11:00発のハイラル行きGS6635便ではないかと思われます。僕にとっては見慣れないけれど、日本からは天津や大連から羽田や関西、札幌、北九州へ、かつては静岡や那覇にも定期便を飛ばしているんですね。

 続いて11:14に飛来したB737-800は、所定10:55到着のアモイからのMF8031便ではないかと思われます。それに続いて、11:19には、所定11:25到着の上海浦東からの上海航空FM9367便、これもB737-800です。最後にどこかから飛んで来た中国南方航空が11:22に着陸したのを待って、こちらがようやくRWY06に入れ、離陸準備完了です。

イメージ 5 ▲上海浦東からの上海航空FM9367便が到着。

イメージ 6 ▲どこかからの中国南方航空機が着陸し、こちらもようやく滑走路へ入れることに。