朝は点心(2017年月イチ日本・9月編;その1)
▲瀋陽桃仙空港14番ゲートで出発を待つ8時ちょうどのCZ6101便。
2017年9月18日、と言えば「九・一八(柳条湖事変)」。
9月は、10月下旬のイベントに向けて、香港と青森県十和田市で打ち合わせがあるので、またも香港経由で弾丸帰国いたします。
トップバッターは、8時ちょうど発の中国南方航空CZ6101便、北京行きです。この日は14番ゲートからの出発です。
このフライト、チケット予約時に、「経済艙(普通席;エコノミークラス)」と「頭等艙(ファーストクラス)」の値段にほとんど差がなかったので、迷わず「頭等艙」の方を購入。そうすると、チェックインカウンターも専用カウンターがあり、ラウンジも利用することができます。瀋陽桃仙空港の国内線の中国南方航空ラウンジに入るのは今回が初めてだったんですが、けっこう広くて、食べ物飲み物もそこそこあって、まずまずでした。「包子(にくまん)」を4個も食べてしまったよ。
▲「頭等艙」なので、シートはたいしたことないが、ウエルカムドリンクあり。
この日のCZ6101便の機材は、レジB-1803をつけたA320-200。2014年にレジスターされた新しい機材だけに、07:25に搭乗して2番K席に着席してみると、引き出し式のシートテレビがついてました。ナロウボディ機でシートテレビがあるというのは、中国の航空会社ではかなり珍しいと思います。
そういえば、搭乗ゲートで、搭乗時に公安当局による身分証チェックがありました。いつもはそんなチェックはないので、どうしたんでしょう。中国共産党第19回党大会の開幕を控え、警備強化モードに入ったのかもしれません。
「頭等艙」は8席のうち7席が埋まったけれど、全体としては珍しく乗客は少なく、機内はすいてる感じで、すぐに搭乗が済んでしまったので、定刻の08:00よりかなり早い07:41にドアクローズとなり、07:44にすぐにプッシュバック、そして07:53にタキシング開始。あまりにも順調です。
▲離陸直後、眼下には、どんどん張り巡らされつつある高速鉄道の高架が見えました。
▲山らしい山もなくなだらかな丘陵が続くので、風力発電施設がすごく多いです。
▲遼寧省の西部、北票市にある「白石水庫」。
CZ6101便は、08:04にRWY24から離陸。この日は実に良い天気で、地上の風景が珍しくとてもきれいに見えます。瀋陽から北京にかけては、いわゆる東北平原の一部で、山らしい山はなく、せいぜいなだらかな丘が連なるだけです。そのためか、風力発電施設があちこちに設けられているのがよく見えました。
瀋陽~北京線は、飛行時間が60分前後と短いにも拘わらず、「頭等艙」ではわりとちゃんとした食事が供されます。食べるのにあまりにも忙しないので、飲み物だけにしたり、果物だけお願いしたりすることもあり、食事を断る乗客も多いのですが、今回は朝早いので、やっぱり朝ごはんは食べないと。みんなそう思ったのか、「頭等艙」の乗客7人のうち、寝ている1人を除いて全員が食事を頼んでました。
ま、食事と言っても、朝なので軽食です。点心ですね。温めた餃子が2つとあんまんと野菜まん(確か。)。それにフルーツと、飲み物についてくるナッツ類。飲み物はいつものインスタントコーヒーです。朝なのでこれで十分ですよね。
▲朝なので、寝ている1人を除いて、全員が朝食をお願いしてました。
▲白い皿に全部白い点心が載っててよくわからないが、ちゃんと温めてあってそれなりにおいしい。