毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

肥沃なトウモロコシ畑地帯(2017年月イチ日本・夏休み編;その32)

イメージ 1 ▲北京空港第2ターミナル33番ゲートで出発を待つ瀋陽行きCZ6104便。

 2017年8月20日、せわしない。

 北京空港近くのホテルで一夜を明かし、ホテルの無料シャトルバスで第2ターミナルへ移動し、12:55発の中国南方航空CZ6104便瀋陽行きにチェックインします。

 この日のCZ6104便は、33番ゲートからの出発。機材はレジB-6271をつけたA321-200。夏霞なのかPM2.5なのか、空港全体が白くもやっているのは、北京空港ではいつものこと。でも飛行機の方はちゃんと飛んでほしいです。

 そんな願いが届いたのか、特に遅れることもなく12:20に搭乗開始。順調だ。

イメージ 2 ▲RWY36Rエンドにて、だいぶ視界が悪くなっているような。

 この日の席は、前方に2×2席で3列、計12席ある「頭等艙(ファーストクラス)」の3番A席。ファーストクラスと言っても、国内線だし、A321だし、背もたれもちょっとしか倒れない、たいしたことないシートです。この日は、1番K席、2番H席、3番A席の3席だけが埋まりました。ファーストクラスも埋まることが多い北京~瀋陽線ですが、お昼の便だからか、ずいぶん少ないです。乗ってる方はゆったりできるんでいいですが。

 定刻から16分も早く、12:39にドアが閉まり、12:46にプッシュバック、12:51タキシング開始。気味悪いほど順調です。RWYエンドに着く頃には、霞だかもやだかが更に深まってだいぶ視界が悪くなっているような気がしますが、深圳航空機の出発を待って、こちらは13:00にRWY36Rから無事離陸しました。

イメージ 3 ▲主食まで食べるとあまりにも忙しないので、飲み物と果物だけにしてみた。

イメージ 4 ▲まもなく瀋陽到着。夏の盛り、眼下にはトウモロコシ畑の濃い緑が一面に広がって、豊かだなあ。

 北京~瀋陽線の飛行時間は60分前後で、羽田~青森線と同じくらいなんですが、国内線なのに「頭等艙」だとかなりしっかりした食事が陶器の食器で供されます。これが実に慌ただしい。日本の航空会社だと、そのときどきの飛行状況を見つつ、離陸後できるだけ早くサービスを始め、着陸前のぎりぎりまで、できる限り長くサービスできる時間を確保しようとしますが、中国南方航空は、こういうところだけマニュアルに忠実というか、離陸後10分以上経ってからと(正確に何分なのかはわからんけど)、着陸の20分前になったら、サービスをしないことになっているらしく、客室乗務員はこれをまたよく守るんですわ。だから北京~瀋陽線だとサービスできる時間はほんの少ししかなく、食事を出されてもあまりにも忙しないので、せっかく「頭等艙」に乗る機会があっても、飲み物だけとか、果物だけとかにしちゃうことが多いです。今回も、主食に焼きそばがあるらしいんだけど、飲み物と果物だけにしました。ホットコーヒー、もちろんインスタントです。ナッツ類が添えられます。

 そうこうしているうちに、早くも最終の着陸態勢に入り、14:02にRWY24に着陸。この日の飛行時間は62分でした。101番ゲートにスポットインし、ボーディングブリッジがつけられますが、なぜかボーディングブリッジの途中から階段で外に出て、バスでターミナルビルへ。101番ゲートは今は使われていない第2ターミナルのゲートなので、ターミナルビルの中には入れないんでしょう、きっと。第2ターミナルも全体を使えばいいのに。

イメージ 5 ▲なぜかボーディングブリッジの途中から外に下りて、バス。この日の気温、30℃。