毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

泊まりは定山渓温泉(2017年月イチ日本・夏休み編;その12)

イメージ 1 ▲チェックインを待つ間、いくらでも食べてよい、とてもおいしい温泉まんじゅう。

 2017年8月13日、部屋食で。

 札幌新千歳空港に着いたあとすぐに「北海道開拓の村」へ直行したおかげで、雨に降られずに散策と見学を終えることができましたが、中身が充実しすぎていて、思いの外時間がとられ、曇天ということもあって、早くも夕暮れの趣。早く宿へ行かなければ!

 この日の宿は、超久しぶりに定山渓温泉です。「北海道開拓の村」から定山渓温泉までは、真駒内のあたりから国道230号線に入って40km弱。意外にも交通量が多く、もうお盆に入ってるのになんでだろうという感じ。国道230号線は、札幌と函館を結ぶ最短距離ルートだからなんですね、きっと。

イメージ 3 ▲お部屋での夕食は、この状態からスタート!

 夕方6時頃、定山渓温泉の旅館「花もみじ」にチェックイン!野生の鹿が傷を癒すために源泉につかっていたという故事にちなんでその名のついた1927年(昭和2年)創業の「鹿の湯」グループの旅館の一つです。ちょうど創業90年を迎えたところ。まずはチェックイン手続きをして部屋に案内されるまで、ロビーのソファーでひと休み。午後3時から午後6時まではドリンクサービスが行われているので、日本茶かコーヒーとともに、温泉まんじゅうをいくらでもいただくことができます。この温泉まんじゅうが非常に美味い。これから夕食だというのについ立て続けに食べてしまいそうになります。

 ひとっ風呂浴びて、7時からお部屋で夕食。テーブルいっぱいにいろんなものが並び、食べきれるか心配になってしまうほど。カゴには既にズワイガニと毛ガニの盛り合わせが盛られていたりして、食材の宝庫・北海道の味覚が楽しめそうです。

イメージ 4 ▲ハスカップの食前酒から夕食が始まります。

イメージ 2 ▲最後にいただく釜飯もスタンバイオーケー。

イメージ 8 ▲前菜には季節の盛り合わせがたっくさん。これは穴子の笹寿司にタコを煮たものかな。

 食事が始まる時点でテーブルの上に配膳されているのは、食前酒と前菜、カニの盛り合わせ、サラダスティック、椀代りの「ビシソワーズ」、それに鉄板焼きセット。脇膳には最後にいただく釜飯もスタンバイしています。

 食事が始まると、お造りが登場。あらー、新鮮でとってもキレイ。ボタンエビ、マグロ、ホタテ、ウニ、湯引きのホッキ貝に日高ツブ、どれもおいしそうです。特に、ホッキ貝は一般的には冬が旬ですが、ホッキ貝が市の貝にも指定されている苫小牧では「夏ホッキ漁」のまっさいちゅうで、お盆時期にもホッキ貝が食べられるなんてウレシイ。マグロは中トロ、ホタテもボタンエビもプリプリ、北海道では6月から9月中旬頃がウニのベストシーズンということで殻ごとのウニはとろっとろ、たまりません。日本人でよかった。

イメージ 5 ▲美しく盛りつけられたお造り。画面に入り切れてませんが、6点盛りです。

イメージ 7 ▲中トロにボタンエビ。いい色してまんなー。

イメージ 6 ▲夏もベストシーズンの北海道のウニ、とろっとろです。