毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

北海道開拓の村へ(2017年月イチ日本・夏休み編;その4)

イメージ 4 ▲「北海道開拓の村」の出入口になっている「旧札幌停車場」。立派です!

 2017年8月13日、雨が降る前に。

 お盆です。迎え火を焚く日です。帰省ラッシュも一段落して、多くの人がふるさとで過ごしていることでしょう。

 そんなお盆のさなか、せっかく夏休みで戻ってきた日本なので、僕は旅に出ます。出発は11:25発の新千歳行きJAL2804便です。この日は、前日のように雨こそ降ってはいませんが、雲はかなり低く立ちこめ、青森地方はいつ降ってきてもおかしくないような雲行きです。

 JAL2804便のこの日の機材は、レジJA-214JをつけたエンブラエルERJ-170。11:15に搭乗して2番H席に着席しますが、さすがお盆シーズン、機内は家族連れがおおいですね。

イメージ 1 ▲雲が低く垂れ下がる曇天の青森を飛び立ったJAL2804便。

イメージ 2 ▲ぎっしりと布団を敷き詰めたような雲の上を一路北海道へ。

 11:20にドアクローズとなり、11:23にプッシュバック、そして11:27にタキシング開始。離陸は11:31にRWY06から。南側のRWY06から北へ向けて離陸すると、札幌新千歳へ向けてはそのまままっすぐ飛んで行けばいいからムダがなくていい感じですね。

 分厚く敷き詰められた布団のような雲の上を飛んで、12:06に新千歳空港RWY19Lに着陸。飛行時間は35分。近いなあ。これを青森から鉄道で来ようとすると、新青森~札幌は5時間近くかかってしまうので、これを40分ぐらいで行けるのは実にラク。

 到着時は雨は降ってはいませんでしたが、しばらく前まで降っていたようで、地面はたっぷり雨に濡れています。雲は低くどんよりと曇り、またいつ降ってきてもおかしくないお天気。12:10に17番ゲートにスポットインして降機です。

イメージ 3 ▲雨模様の新千歳空港17番ゲートに到着したJAL2804便。

 新千歳空港からはレンタカーを借りて、北海道での夏休みスタートです。

 当初の予定では、先にお昼をどこかで食べてと思っていましたが、雲行きがあやしいので、お昼はとばして、「北海道開拓の村」へ直行。空港から道央自動車道経由で40kmちょっとです。

 「北海道開拓の村」は、野幌森林公園の中にあり、北側には「北海道百年記念塔」がそびえています。この記念塔は知っている。中学校の修学旅行で来たことがある。しかし、その隣の「北海道開拓の村」には来ただろうか?オボエがない。村への出入口になっている「旧札幌停車場」の前に建っても、何も思い出してこないので、きっと修学旅行のときにはこっちへは来なかったんだろうな。

 というわけで、初めての「北海道開拓の村」へ、入村します!

イメージ 5 ▲中に入って入口広場に出ると、おーー、これはひろびろ!左は「旧開拓使札幌本庁舎」。