毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

深夜の佐世保駅(2017年月イチ日本・7月編;その16)

イメージ 6 ▲あと30分で日付が変わる深夜にようやく到着した佐世保駅。まだまだ蒸し暑いよう。

 2017年7月24日、夜も更けて。

 特急「みどり29号」の車内で「ふろしきまんじゅう」を食べておなかが満たされると、一気に眠気が……いやいや、あともうちょっと、がんばらねば。

 鳥栖を出たあとは、新鳥栖に停まって、その次は佐賀。22:16に2番線到着。3番線に停まっている真っ黄色の車両は唐津線のキハ125形気動車で、唐津線最終列車、22:34発の西唐津行き普通列車5867Dですね。

 佐賀を定刻に発車し、肥前山口、武雄温泉、有田と停車し、23:07に早岐に到着。早岐では進行方向が変わるので、7分停車します。車内はしーんと静まりかえっています。

イメージ 1 ▲佐賀で見かけた真っ黄色い車両は唐津線最終列車の西唐津行き5867Dでした。

 大村線諫早方面の列車は既に終わっており、深夜の早岐駅のホームは、しんとしています。ホームに下りてみると、依然として蒸し暑く、なかなかに耐えがたい。

 今年3月の全国ダイヤ改正で、佐世保~早岐間は、8往復16本が減便となり、その代わりに佐世保~早岐間に限って、特急券なしで特急「みどり」に乗れるという救済措置がとられるようになりました。佐世保~早岐間は、早岐からハウステンボス、諫早、長崎方面大村線に乗り入れる列車も合わせればもともとそれなりの本数が走っていたので、多少減便しても大きな影響はなかろうという判断なのでしょうか。

 早岐から進行方向が変わり、しかし次の終点佐世保には9分で着いてしまうので、シートを転換させる者はなく、後ろ向きのまま早岐を出発。夜もすっかり更けた23:23、特急「みどり29号」は終点佐世保に到着しました。ああ、蒸し暑い(涙)。

イメージ 3 ▲この日のゴールはもう間近、早岐に到着。

イメージ 4 ▲ひとけの絶えた早岐駅のホーム。

イメージ 2 ▲2号車のつばめマークの下には「AROUND THE KYUSHU」じゃなくて「787 LIMITED EXPRESS」。

イメージ 5 ▲博多から先頭で走ってきた1号車にテールランプが灯り、早岐から進行方向が逆になります。