毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

いなばの白うさぎ(2017年月イチ日本・7月編;その10)

イメージ 3 ▲因幡の白兎の物語に出てくる「和邇(ワニ;サメのこと)」の砂像。

 2017年7月24日、なぜかドーナツ。

 今回、仕事で鳥取市役所へ行ったのですが、地図を見て、鳥取駅から鳥取市役所へは歩いて行けると思い、歩いたのが大きな誤り。確かに歩いて行ける距離ではあるが、いかんせん暑すぎた。駅前通りをひたすらまっすぐ歩けばいいだけですが、暑すぎて人影はまばらで、歩いてる人なんてほかに見かけないではないか!
 
 仕事を済ませて、今度は鳥取駅までバスで行こうと心に決め、バスが来るまで次のバス停まで歩こうというのを繰り返しているうちに、結局鳥取駅まで歩いてしまい、またも暑すぎた。スーツ着てるのが更に暑苦しい。失敗した。

イメージ 6 ▲鳥取でなぜかミスタードーナツを食べてしまった。やっぱオールドファッションだよね。

 昼を食べてから次の列車に乗ろうと思い、県知事の「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバがある」という“名言”をきっかけにオープンした「すなば珈琲」に行ってみようと探したんですが、駅前にもあるはずなんだけど見つけることができず、あまりに暑いのでそれ以上歩き回る気力もなく、結局入ったのは「ミスタードーナツ」。なんで鳥取まで来てミスタードーナツなんだろうと割り切れない気持ちもないではなかったけど、でも涼しいし、久しぶりにドーナツ食べられて、それはそれでよし。

イメージ 5 ▲鳥取駅コンコース。「山陰海岸ジオパーク」の広告が出ているのが鳥取駅らしい。

イメージ 1 ▲JRの「山陰DC」のプレキャンペーン実施中で、「砂の博物館」のPRスペースが開設されてました。

 さて、鳥取駅に戻ってきました。2018年7月1日から9月30日まで「Nostalgic San’in わすれがたき山陰」をキャッチフレーズに「山陰デスティネーションキャンペーン(DC)」が行われることになっていることから、その1年前の2017年7月1日から3カ月間、プレキャンペーンを実施中。鳥取駅コンコースでは、その一環として鳥取市内にある「砂の博物館」のPRスペースが開設されていて、「砂でつくった神話・因幡の白兎」と題した砂像を展示中。「因幡の白兎」の主な登場人物(人じゃないかもしれんが)であるウサギとワニ(サメのこと)とオオクニヌシ(『古事記』では「大穴牟遲神(オオナムヂノカミ)」という名称で登場。)の砂像が並んでいます。小さいながら、なかなかみごと。「砂の博物館」に行ってみたくなったよ。

イメージ 2 ▲ウサギの砂像。皮を剥がされた状態のウサギか、治ってからのウサギかは判然としない。

イメージ 4 ▲兄弟たち(八十神)の重い荷物を持たされてウルウル状態のオオクニヌシ。若干不気味。