毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

初欧州大陸行、終了。(初欧州大陸はエストニア;最終回)

イメージ 1 ▲北京空港第2ターミナルで見かけた重慶航空のA320。

 2017年7月12日、バナナ。

 ヘルシンキから北京へ着いても、僕の旅はまだ終わりません。もう1フライト、瀋陽まで戻らなければ。このもう一仕事がなかなかしんどい。

 第3ターミナルで入国審査を通り、託送荷物を引き取って、ターミナル間無料連絡バスで第2ターミナルへ移動するだけでも一苦労。それからまたもみくちゃになりながらチェックインして保安検査場を抜けて、ゲート前に到達する頃にはすっかり消耗しちゃってます。特に今回はナイトフライト明けだし。ただ、今回は託送荷物が出てくるのが早く、思っていたよりは順調に、07:45頃には第2ターミナルに到達するこはできました。

イメージ 2 ▲なんとなくずるずる遅れて北京を離陸。

 これから乗るのは、10:40発の瀋陽行き中国南方航空CZ6102便。瀋陽から所定09:40到着のCZ6101便の折り返しなのですが、CZ6101便は09:46に到着したので、瀋陽行きの方も順調に出発できると思います!

 ……なんて、そんなにうまくいくわけない。北京空港、甘くない。

 出発は41番ゲートからですが、これは沖停め機にバスで搭乗するゲートで、遅れている昆明行きの便と珠海行きの便の41番ゲートからの搭乗が重なっていて、こちらの搭乗が全然始められない状態。定刻出発できるはずの便までずるずる遅れていくという悪循環です。もっとうまくゲート回しができないものなんでしょうか。

 ようやく搭乗開始となり、バスではるかかなたのものすごく遠いところにある734番スポットまでバスで行き、10:55に着席。46番A席です。隣のスポットに停まっているのは、重慶航空のレジB-9977をつけたA320-200。重慶航空っていつできた航空会社なんですか。ほとんど知らないんですが。

イメージ 3 ▲CZの北京~瀋陽線の定番のお持ち帰り用おみやげみたいな紙袋が配布。これ、わりと好き(笑)。

イメージ 4 ▲今回の中身は、いつものソーセージパンとまだ青いバナナとミネラルウオーター。

イメージ 5 ▲夏霞に霞む中国東北平原を北東へ飛ぶ。

 30分遅れで11:10にドアクローズとなり、11:17にプッシュバック、11:22にタキシングとなりましたが、離陸待ちの行列が長く、なかなか離陸できません。ようやく11:53、RWY36Rから離陸。しばらくはよく見えていた地上の景色も、夏霞かスモッグかの霞の中に沈んでいき、すぐにぼんやりとしてしまいます。

 やがて、CZの北京~瀋陽線では定番の紙袋が配られます。中には、暖められたソーセージパンと、まだ青いバナナとミネラルウオーターのボトル。個人的にはこのソーセージパンは好きです。小さいけどけっこうおいしいです。

 CZ6102便は、中国東北平原の上空をしばらく飛んでファイナルアプローチとなり、12:52に瀋陽桃仙空港RWY24に着陸し、12:56に21番ゲートにスポットインしました。飛行時間は59分で、到着は46分遅れでした。隣のスポットには、レジB-1522をつけた奥凱航空(Okay Airways;OK Air)のB737-900ER。天津ベースの後発航空会社ですが、天津~青森便を飛ばしてくれているのがありがたい。で、この日のCZ6102便は、レジB-9917をつけたA320-200でした。ナイトフライトと時差ぼけでしんどいから、もう家に帰って寝てもいいよね?

イメージ 6 ▲瀋陽桃仙空港で隣のスポットにいたのはオーケー航空のB737-900ER。

イメージ 7 ▲CZ6102便を降りて、今回のエストニア行きは終了。眠いです。