毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

サクと佐久(初欧州大陸はエストニア;その17)

イメージ 2 ▲エストニアと言えば、サク・ビール。

 2017年7月11日、エストニア最終日。

 7月5日から滞在していたエストニアの首都タリン、いよいよ出発の日が来てしまいました(涙)。

 午前中の用事を済ませてホテルに戻り、チェックアウトします。一週間お世話になった部屋は、白木のフローリングで、窓からは旧市街が眺められ、とっても快適でした!

イメージ 1 ▲タリンではこんなホテルの部屋に泊まってました。

 手元に一本残ったのが、サク・ビール。タリンの南にサクという市があり、サク市は日本の長野県佐久市と友好都市提携を結んでいます。そのサク市に醸造所があるサク・ビールは、エストニアを代表する銘柄で、19世紀の初めからつくられているのだとか。「TUME」とあるのは「ダーク」とか「ビター」とかそんな感じの意味らしいです。これ飲んでからチェックアウトしよう。

イメージ 4 ▲タリン・レンナート・メリ国際空港のフィンエアー・ラウンジ。

イメージ 3 ▲ウッディなテーブルや椅子が並び、落ち着いた雰囲気でくつろげます。

 タリン・レンナート・メリ国際空港にやってきました。タリンからヘルシンキへ飛び、ヘルシンキで北京行きに乗り継ぎます。

 タリンからは、ヨーロッパ各地とロシア、トルコへの便が飛んでいるだけなので、空港もそれほど大きくはありません。タリンから北京までスルーチェックインしてキャリーバッグを預け、保安検査場を通って制限区域に入ります。ヘルシンキまではパスポートコントロールはありません。

 これから北京まで、また長いエコノミークラスの旅が待っていますが、さいわいフィンエアーも加盟しているワンワールドのステイタスがあるので、ラウンジは使わせてもらいます。タリン空港のフィンエアー・ラウンジは、そんなに広いわけではないですが、利用客も少なく、木材を多用したテーブルや椅子が並び、濃色のカーペットや暗めの照明がかもしだす雰囲気もあって、静かに落ち着いてくつろぐことができて、最後の「Vana Tallinn」なんぞを飲みながらゆっくりすることができました。

イメージ 5 ▲ヘルシンキから飛んで来たAY107便がスポットに入ってきました。

イメージ 6 ▲定刻14:20到着のところ、少し遅れて14:22にスポットイン。

 搭乗開始時刻が近づいてきて、2番ゲートへ移動し、ゲート前で待っていると、やがてATR-72-500が入ってきました。ヘルシンキからのAY107便です。所定14:20到着のところ、少し遅れて14:22にスポットイン。プロペラの回転が止まると乗客は降機、そして荷物の積み卸しが始まります。ボーディングブリッジのあるスポットに停まりますが、ボーディングブリッジは使わず、徒歩でターミナルへ移動するのはいつもどおり。これが折り返しで、これから僕の乗る14:50発のヘルシンキ行きAY108便になるのです。

イメージ 7 ▲ぴったりの位置に停まったね。

イメージ 8 ▲手前のカートにはこれから積む荷物。僕のキャリーバッグもあるはず。