毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ついにタリン到着(初欧州大陸はエストニア;その6)

イメージ 1 ▲エストニアのハリュ県Jõelähtme郡のあたりか。見えている湾はIsahalu湾。

 2017年7月5日、フィンランド湾をわたる。

 このヘルシンキ発タリン行きAY113便、フィンエアー便ということになっていますが、搭乗時に気づいたとおり、機体塗装は白地に紺色でフィンエアーと同じながら、文字は「NoRRA」と入っていて、尾翼マークも違います。この機材は「ノルディック・リージョナル・エアラインズ(Nordic Regional Airlines)」が運航する機材で、フィンコム→フライビー・ノルディック→フライビー・フィンランドを経て、2015年にフライビーが株式を手放したことで誕生したフィンエアー傘下のリージョナル・エアラインなんですね。

イメージ 2 ▲Isahalu湾を眼下に見ながら内陸部へ入ってきました。

 フィンランド湾上空を飛ぶのもつかのま、すぐにエストニアの海岸線が見えてきて、ハリュ県Jõelähtme郡のフィンランド湾に半島のように突き出たネーメ村などに囲まれたIsahalu湾を眼下に見ながら内陸部に入ってきます。なにしろ、ヘルシンキやタリンのあるフィンランド湾の西部は幅が70kmぐらいしかないのです。青函連絡船の青森~函館航路の航行距離だって113kmあったんですが、それよりもずっと短い距離を飛行機で飛んでいるわけで、うかうかしているとほんとにすぐに着陸してしまいます。

イメージ 3 ▲ハリュ県Jõelähtme郡Koogi村あたり。1号線(タリン-ナルヴァ道路)がのびてます。

イメージ 5 ▲緑豊かでなんともみずみずしいエストニアの大地。

イメージ 4 ▲単なる思い込みですが、こういう一軒家、ヨーロッパっぽい~~♪。

 眼下に広がる緑豊かでみずみずしいエストニアの大地を眺めながら、高度を下げて、タリン空港へファイナルアプローチ。緑の中にぽつんと白壁と赤い屋根の一軒家が建ってたりして、「おお、これぞヨーロッパ!」と勝手に喜んでみたりして。

 そして16:54、タリン空港のRWY26に無事着陸。ヘルシンキからの飛行時間はジャスト20分。たった20分飛んだだけで別の国に来ちゃうんだからびっくりです。

 16:59に4番ゲートにスポットイン。隣のゲートには、レジD-AINEをつけたルフトハンザのA320neoが入っています。18:05発のフランクフルト行きLH883便でしょうか。タリンからフランクフルトまでは2時間25分。ルフトハンザのナロウボディ機が見られるのも、ヨーロッパに来たなと感じさせてくれます。

 そして僕は、搭乗時と同じように後ろのドアから降りて、エプロンを徒歩でターミナルビルへと向かいます。前の方のドアも開き、そちらでは託送荷物が降ろされているようですね。

 シェンゲン・エリアなので、入国審査はなく、直接ターンテーブルまで行けて、託送荷物を受け取って到着ロビーに出れば、そこはエストニアの首都・タリンであります!

イメージ 6 ▲タリン空港4番ゲートにスポットイン。隣はルフトハンザのナロウボディ機。

イメージ 7 ▲後ろのドアから降機して、歩いてターミナルビルへ向かいます。