毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ヘルシンキ・ヴァンター空港(初欧州大陸はエストニア;その4)

イメージ 1 ▲フライトシミュレータみたいなフィンエアーA350のシートテレビのフライトマップ。

 2017年7月5日、ついに欧州大陸。

 さて、ヘルシンキ・ヴァンター空港へ、ファイナルアプローチです。

 窓際席ではないですが、シートテレビのおかげで、機外の様子がわかります。シートテレビでは、いろいろな向きの地上の景色が見られ、フライトマップのコクピットモードでは、方位や高度、速度、機体の傾きなどが実際にコクピットにある機器に表示されているかのように表示されるのもおもしろいです。上の写真は、目的地まであと1時間02分、492マイルになった時点のコクピット・モードの画面ですが、高度は40,020フィート、速度は時速492ノット(時速911km)、方位260度で進んでいることがわかります。

イメージ 2 ▲シートテレビで見る着陸3分前の地上の風景。緑豊かで自然がいっぱいという感じがします。

イメージ 3 ▲前輪が降りて、着陸まであと1分。

 シートテレビでは、前輪が降りる様子まで見ることができ、フィンランド時間の13:40、北京時間の18:40に、ヘルシンキ・ヴァンター空港RWY22Lに着陸。北京からの飛行時間は7時間32分でした。7時間半ほどの飛行時間でヨーロッパに到達できるとは、さすがヨーロッパの東のゲートウエイ・ヘルシンキですね。

 入国審査でパスポートにスタンプをもらい、シェンゲン協定加盟国便発着エリアへと進みます。シェンゲン協定とは、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定で、これに加盟している国相互では外国人であっても出入国審査が必要ありません。フィンランドもこれから行くエストニアもシェンゲン協定加盟国なので、国内線感覚で行くことができるのです。

イメージ 4 ▲シェンゲン・エリアで見かけたフィンエアーのA319。

 初めて訪れたフィンランド・ヘルシンキ・ヴァンター空港の空はどんよりと雲がたちこめる曇りです。

 シェンゲン・エリアへ進むと、ヨーロッパ内を行き来する飛行機ということで、日本や中国では見られないフィンエアーのナロウボディ機などがずらりと並んでいます。ふと見かけたのは、レジOH-LVAをつけたフィンエアーのA319行き。どこへ行くんでしょうね。

 僕が次に乗るのは、16:25発のタリン行きAY113便。まだ時間があるので、フィンエアー・ラウンジで休憩しましょう。

 フィンエアー・ラウンジは食べ物がかなり充実。特にスウィーツの品揃えがたっぷりです。そこで初めて経験したのが、デーツ(ナツメヤシ)とカシューナッツのスムージー。デーツやカシューナッツがスムージーになるなんて誰が思いつくでしょう!このスーパー甘い飲み物とパンケーキなどのスウィーツをいただきながら、ラウンジでまったりいたします。

イメージ 5 ▲フィンエアー・ラウンジにて、右側のガラス容器に入っているのがデーツとカシューナッツのスムージー。

イメージ 6 ▲スムージーとシナモンパンケーキとラズベリージャムが載ったレアチーズケーキ。