機内食は2回あります。(初欧州大陸はエストニア;その3)
▲フィンエアーAY052便のエコノミークラスの1食目の機内食。
2017年7月5日、尾翼カメラ。
北京首都空港を離陸したヘルシンキ行きフィンエアーAY052便は、北西方向、モンゴルの方へ飛行していきます。
離陸後1時間ほどで、ランチタイム。エコノミークラスの機内食は、フィッシュかビーフがあり、僕はビーフをチョイス。ビーフシチューのようにあまじょっぱく煮込んだビーフに白いごはんとブロッコリー、ニンジンが添えられたものがホットミールとして提供されました。他には、サラダ、丸パン、バターにチーズ、ビスケット、デザートにはティラミス、そして
ミネラルウオーター。北京での積み込みなので、包装紙類には中国語が書かれています。ドリンクサービスにはアルコール類もあり、赤ワインをいただきました。
ミネラルウオーター。北京での積み込みなので、包装紙類には中国語が書かれています。ドリンクサービスにはアルコール類もあり、赤ワインをいただきました。
▲シートテレビのフライトマップ。ロシア上空を横断中です。
モンゴル上空を抜けて、ロシア上空へと入り、AY052便は順調に飛行を続けています。
2回目の機内食が出されたのは、離陸後6時間ほど経った北京時間の17:20頃。選択肢はなく、チキン焼きそばのみ。それにフルーツとミネラルウオーターとキットカットというかチョコウエハースみたいなのの中国版。焼きそばは、味付けはともかく、麺の食感がモッツァレラチーズみたいでなんかいまいち。
トレー回収のとき、客室乗務員さんたちは、コップやホットミールの容器などを全部分別し、トレーならトレーだけを一枚一枚重ねながら回収していくのが、なんだか見ていて気持ちよいです。これもフィンエアーらしさなんでしょうか。
▲2回目の機内食は、離陸後6時間ほどしてから提供。
▲選択肢はなく、チキン焼きそばのみ。ヘンな食感の麺でした(涙)。
ところで、僕は小さい頃からムーミンが好きでして、いつかはムーミン谷へ行ってみたいものだと願うことン十年。このフィンランド行きたい症を決定づけたのが、2006年公開の映画「かもめ食堂」。オール・フィンランド・ロケのこの日本映画は、更に僕の心をつかみ、フィンランド行きたいなあと思い続けること更に十数年、今回、トランジットだけとは言え、ようやくフィンランド上陸がかなうことになり、うれしいことこの上ありません。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、なんと、シートテレビの映画のラインナップにちゃんと「かもめ食堂」があるではないか。迷うことなく、機内では「かもめ食堂」を観て過ごしました。
シートテレビでは、垂直尾翼に付けられていると思われるカメラからの飛行ライブ映像も見ることもできます。このアングルは実に斬新。窓際の席でなくても、機外の様子が機体と一緒に眺めることができます。あいにくずっと雲上飛行で、地上の景色は見られませんが。
▲シートテレビでは垂直尾翼についたカメラの映像を見ることも。斬新な映像だなあ。
▲到着が近づくと、乗継便のゲート位置もおしえてくれる親切な案内もシートテレビで見られます。