毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

初フィンエアー、初A350。(初欧州大陸はエストニア;その2)

イメージ 3 ▲北京空港で出発を待つヘルシンキ行きフィンエアーAY052便。

 2017年7月5日、マリメッコ。

 前夜は3時間近く遅れて瀋陽から北京に到着し、空港周辺のホテルに入れたのは1時近くでしたが、どうせ寝るだけだったので体制に影響はなし、翌日、ゆっくり朝食を食べてから空港へ向かいます。

 今回の行き先は、なんと、バルト三国の一つエストニアの首都タリン。1997年に一度だけロンドンへ行ったことがありますが、欧州大陸へ行くのはこれが初めて。ロングフライトに乗るのもすごい久しぶりであります。緊張するなあ。

イメージ 7 ▲初めて乗るフィンエアーの搭乗券。下がヘルシンキ発タリン行きの便のやつ。

 タリンへはフィンランドのヘルシンキ経由で行くのが近いということで、まずは北京を10:55に出発するフィンエアーAY052便に乗ります。託送荷物はスルーチェックインでき、ヘルシンキでの引き取りは必要ありません。

 お~、これが初めて手にするフィンエアーの搭乗券。ますます緊張してきたぞ。

 出国審査と保安検査を抜けて、12番ゲート前へ前進。おお、いましたいました!真っ白のボディに大きく「FINNAIR」の文字。しかも、この日の機材はレジOH-LWDをつけたA350-900!2016年3月に登録されたばかりの新型機。日本の航空会社ではまだこの機種を保有しているところはありません。こんな新型機にのれるなんて、ウレシイ!

イメージ 2 ▲北京空港第3ターミナル12番ゲートにて、見慣れない顔つきの飛行機です。

イメージ 1 ▲尾翼のマークは、「F」の文字を図案化したもの。

 10:15に搭乗開始となり、僕の席は33番C席。エコノミークラスの最前方キャビンの最後列で、ここならシートも倒しやすいし、トイレも近い。シートは3×3×3の9アブレスト。窓際席に座りたいけど、3人掛けシートでの窓際でロングフライトはきついので、泣く泣く断念。

 フィンエアーの基本色とも言える薄いグレーのシートに、鮮やかな黄緑の枕と毛布が全席に置かれています。マリメッコであります。シートテレビもなかなか大きくていい感じ。よく見ると、ヘッドカバーには、「F」を図案化したフィンエアーのロゴがさりげなく入ってます。シートポケットにはあらかじめペットボトルの水が配ってありますね。

イメージ 5 ▲エコノミークラスのシート。マリメッコの枕と毛布が目を引きますね。

イメージ 4 ▲3×3×3の9アブレスト。シートテレビのモニターも大きめでいいですね。

 10:50にドアクローズになってみると、機内はほぼ満席。しかも乗客のほとんどは中国人。すごいなあ、みんなどこまで行くんだろ?

 ヘルシンキまでの飛行距離は6,491km(4,033マイル)、飛行時間は7時間35分を予定。あれ、意外と近いな。2016年の夏に成田空港からジャカルタへ飛んだときの飛行時間は6時間43分だったので、えっ、ヨーロッパまでそんなもん?って感じです。

 10:51にプッシュバックし、10:55にタキシング開始。そして11:08、RWY01から離陸。初めてのA350-900での空の旅が始まりです。

イメージ 6 ▲隣のゲートは11:15発のロンドン・ヒースロー行きBA038便。