毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

羽田空港、梅雨さなか(2017年月イチ日本・6月編;その10)

イメージ 1 ▲カラリとした青空が広がった青森空港。ターミナルビルを見ながらこれからタキシング。

 2017年6月28日、梅雨らしからぬ。

 今回の日本での用事が全部済んだので、瀋陽へ戻ります。まずは青森空港から。

 この日も、ところどころに筋雲がたなびくだけの爽やかな青空が広がり、気持ちのよい一日。青森は梅雨に入っているのかこれからなのかもう明けたのか、全然梅雨の季節らしくなく、こんな気候が青森のよいところでもあります。

 これから乗るのは、07:35発の東京羽田行きJAL140便。この日の機材はレジJA-347JをつけたB737-800です。07:22に登場し、1番A席に着席しました。クラスJ席は満席ですが、平日の朝イチ便なのに、普通席の方はそれほど混んでいません。

イメージ 2 ▲奥に見えるのは八甲田連峰のシルエット。

 07:28にドアクローズとなり、07:36にプッシュバック、07:41にタキシング開始。RWYエンドに近づくにつれて、滑走路脇の丘陵の向こうに、八甲田連峰のシルエットが見えてきます。八甲田連峰には雲はまったくかかっておらず、いくつもの峰々が作り出すゆるやかな曲線を描く稜線がよく見えます。

 JAL140便は、07:45にRWY24から離陸。離陸してすぐ左手の眼下に見えるのは、東北自動車道とその西に広がる黒石市の街並みです。八甲田連峰の西麓から南麓にかけての山並みも見渡せます。機内アナウンスによると、この便の副操縦士は、長森明子さんという女性パイロット。2014~2016年の「ひなまつりフライト」の副操縦士を務めたこともあるようです。

イメージ 3 ▲離陸してすぐ左側の眼下に広がったのは黒石市の街並み。

イメージ 4 ▲しかし、離陸後30分ほどで突然雲が厚くなりました。厚い雲との境目、わかりますか?

 離陸後しばらくは地上の風景がよく見えていましたが、離陸後30分ほどすると、前方から突然雲が押し寄せるようにしてたちこめ、地上の風景はまったく見えなくなってしまいました。羽田空港へのファイナルアプローチとなり、厚くたちこめた雲の中を突っ切って雲の下に出ると、関東地方は雨が降っているんですねー。

 まさに梅雨まっさいちゅうという感じの羽田空港には、08:44にRWY34Rに着陸し、08:54に5番ゲートにスポットイン。定刻どおりに運航してくれたので、このあとの乗継もスムースにいきそうです。

イメージ 5 ▲雨の羽田空港、第1ターミナルビル前を北から南へタキシングして5番ゲートへ。

イメージ 6 ▲08:54、5番ゲートにスポットイン。