毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

珍しく南部富士。(2017年月イチ日本・6月編;その6)

イメージ 4 ▲機上から南部富士・岩手山は今まであまり見えたことがなかったような……

 2017年6月26日、眼下に我が母校。 

 前日は、成田空港からJRで東京駅に出て、08:44発の「はくたか555号」に乗って10:45に上越妙高着。初めて上越妙高駅を利用して用事を済ませ、上越妙高19:13発の「はくたか574号」で東京駅に戻って、都内に一泊しました。

 明けてこの日は、午前中ハ都内で用事を済ませ、お昼は、休暇で東京に旅行に来ていた職場の現地スタッフと会ってお寿司をごちそうしてあげ、それから羽田空港へ移動しました。

イメージ 1 ▲南紀白浜から到着したJAL214便がタキシング中。

 これから乗るのは、13:55発の青森行きJAL3985便。青森行きなのに、なぜか便名が4桁で、しかも機材はB737-800ではなく、レジJA-222JをつけあエンブラエルのERJ-170。これは、2017年5月11日から7月4日まで、三沢空港の滑走路補修工事のため、三沢便が全便欠航になっているのを受けて、三沢便を青森便に変更して運航しているからなんですねー。

 南紀白浜から13:15に到着するJAL214便が青森行きのJAL3985便に変身するのですが、JAL214便が少し遅れて13:31に18番ゲートにスポットインしたので、青森行きの方も少し遅れそうです。

 結局、13:53に搭乗して2番K席に座り、12:59にドアクローズとなり、ほとんど遅れは出ませんでした。

イメージ 2 ▲真っ白なもうほとんど夏の雲の手前に濃いブルーの水たまりが!

イメージ 3 ▲それは、田沢湖でした!こんなに美しく見えるなんて!

 14:02にプッシュバックし、14:07にはタキシング。そして14:14にRWY34Rから離陸となりました。

 東京は曇り空でしたが、北へ飛ぶにつれて雲は切れ、地上の景色が見えるようになってきました。離陸後40分ほどすると、眼下には田沢湖が見えてきました。ERJ-170もジェット機なので、いつものB737-800で飛ぶときより巡航高度が低いということはないと思うのですが、なんだかいつもより色彩が濃く、あまりにもくっきりと見えていて、美しいです。

 その田沢湖越しには、標高2,038mの南部富士・岩手山も見えています。そのあと8分ほど飛ぶと、ちょっと雲が多くなってわかりにくいのですが、半島の出っ張り具合からして十和田湖も見えてきました。うーん、いつも岩手山とか十和田湖とか見えてたっけかな?それとも今日に限ってよく見えているのかしら。

イメージ 5 ▲田沢湖越しの向こうに見えた岩手山、その向こうには八幡平市や滝沢市の街が広がる。

イメージ 6 ▲更に北上すると見えてきたのはたぶん十和田湖。

 こんなふうにして青森県上空に入ってくると、天気は更によくなって、雲はところどころにあるものの、ファイナルアプローチになって高度が下がってくると、初夏の日差しにきらめく青森市内の街並みや陸奥湾の風景が存分に楽しめました。うーん、なんかやっぱりいつもと違う感じがするな。ERJ-170だから?いや、そんなことはないよね?

 それはともかく、青森空港へのファイナルアプローチを、写真でお楽しみください!

イメージ 7 ▲これも今まであまり目にとまったことがないんだけど、JR東青森駅。

イメージ 8 ▲エンジンのすぐ左が県病あたり。八重田、矢田前にかけての海岸線。

イメージ 9 ▲いやーー、陸奥湾がこんなに美しかったなんて!

イメージ 10 ▲ぐるりとUターンして市内上空に戻り、なんと!我が母校じゃないの!!

イメージ 11 ▲青森ベイブリッジやアスパムまでがこんなにくっきりと。

 青森市の市街地を南西から北東へ横切って陸奥湾上空へ抜け、夏泊半島にかかる手前で急カーブを描いてUターン。それから青森空港の滑走路の延長線上にのって、まっすぐに高度を下げ続けます。

 市街地上空に戻ってくると、我が母校の高校が眼下にくっきりはっきりと見えてびっくり。青森駅方向は、青森ベイブリッジやアスパムがこれもまたすごくくっきりと見え、今までこんなにきれいに見えたことあったかなと首をかしげてしまうほど。この日はよっぽど空気が澄んでいたのかもしれません。

 そして青森空港には、15:12、RWY24に無事着陸。隣のスポットには、15:15発の羽田行きJAL146便が駐機中。レジJA-328JをつけたB737-800です。こちらが降機する頃にはプッシュバックを終えつつあり、羽田へと出発していきました。それにしても、雲は多いながら、青森晴れのよい天気です!

イメージ 12 ▲青森空港に到着してみると、隣のスポットには羽田行きのJAL146便。

イメージ 13 ▲羽田行きJAL146便がプッシュバックされるのを見ながら、こちらは降機です。