毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晴れ渡るビクトリアハーバー(2017年月イチ日本・6月編;その4)

イメージ 4 ▲夜景もいいけど、これだけ天気がよければ昼間のこの景色も悪くない。

 2017年6月24日、どしゃ降り止んで。

 香港空港に到着し、香港島へ渡って、まずは友人とランチ。これでひと仕事終了。

 次は友人との夕食なので、時間が空く。ランチの最中に雷雲が立ちこめて、香港の夏らしい激しい雨が降り始め、レストランを出るときも土砂降りで、傘を持たない僕は、軒伝いになんとか地下鉄の駅までたどり着き、さてこれからどうしたものか、ちょっと思案。

 思案している間に雨は上がり、日が差してきて、雨で空気中の汚れが洗い落とされて空気も澄んできたので、決定。よし、ビクトリアピークに行ってみよう、久しぶりに。

 そんなわけで、セントラルのスターフェリー乗り場近くのバス停から、15番の2階建てバスに乗り、一路ビクトリアピークへ。とにかく細くてくねくねの道をひたすら上っていくので、2階建てバスの2階の最前列のかぶりつき席に座れれば、ちょっとしたジェットコースター並みのスリルを味わうことができます。

イメージ 1 ▲雨は上がり、予想どおり空気が澄んで、くっきりとした風景が広がってくれました。

 残念ながら2階最前列の席には座れなかったけれど、2階席で右に左に展開する香港島の風景を楽しみながら、終点ビクトリアピークのビーク・ギャレリア下で降りて、ピーク・トラムの線路の上側あたりの展望所から、香港を一望。

 おお、予想どおり、雨上がりの空気は澄んでいて、香港ではなかなか見られないくっきりとした風景が広がっています。これはなかなかスバラシイ。夜景じゃなくても感動します。

 ビクトリアハーバーのずーーっと奥まったところに見えるのは、香港カイタック空港の滑走路のあと。今となっては、あそこに滑走路があったと知っているからそう見えるのであって、知らない人には、あの細長い土地が昔はなんだったのかなんて、もう想像もつかないんでしょうね。

 しばらくこの風景を眺めながら雨上がりの爽やかな風に吹かれたら、また15番のバスで山をおりるとしましょう。

イメージ 3 ▲手前セントラル、その向こう、対岸がチムシャツイのスターフェリー乗り場あたり。

イメージ 2 ▲ビクトリアハーバーの奥のつきあたりに横たわる細い土地がカイタック空港の滑走路あと。