毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

すぐそこにドラゴンが。(2017年月イチ日本・6月編;その3)

イメージ 1 ▲キャセイ・ドラゴンKA937便の朝食の機内食はなかなか充実。

 2017年6月24日、香港、晴れ。

 離陸後30分ほどして、朝食が配られます。チョイスは2つで、ソーセージやオムレツの洋食か、焼きビーフンの中華か。広東風細麺焼そばはさっきラウンジで食べたので、機内では洋食を食べることにしよう。

 ホットミールは、半分がおおぶりなフライドポテトで、あと半分がスクランブルエッグ(オムレツじゃなかった)の上にソーセージ、そしてブロッコリーとキノコ添え。これにフルーツとヨーグルト、オレンジジュースがつきます。丸パンはちゃっと温めたものを出してくれるところがドラゴンらしくて好き。飲み物は濃いホットコーヒーですっきり目覚めたいところ。

イメージ 2 ▲さっきラウンジでたっぷり食べた身にはなかなかボリューミー。

 機窓の外には、エンジンサイドのドラゴン・マークはよく見えます。こういう複雑で込み入った細かいデザインのマークだと、期待にマーキングするにもいろいろ手間がかかるでしょうに、香港ドラゴン航空時代は一貫してこのマークを使い続けてきたわけで、それが廃れてしまうのはやはり残念でならないですね……

イメージ 3 ▲いつまで見られるのか、このドラゴン・マーク。

 ドラゴン機にはエコノミークラスにも小さいながらちゃんとシートテレビがついているので、ついに映画「バイオハザード・ファイナル」を見ることができてウレシイ。ミラ・ジョヴォヴィッチ、好きなんです。このファイナルのストーリー展開、大いにアリだと思いますけどね。

 ふと気づけば降下が始まっていて、香港空港へファイナルアプローチ。ふと眼下を見れば、褐色に濁った川に橋がかかり、手前の橋のたもとには高層ビルも建っています。珠江水系の最大の支流「西江」の河口近くで、見えている橋は、地図には「珠海大橋」と書いてあります。もしかすると、左の機窓からはマカオが見えているかもしれません。

イメージ 4 ▲珠江の支流「西江」の河口近くにかかる「珠海大橋」。反対側はマカオが見えてるかも。

 KA937便は、珠海市やマカオの上空からそのまま海上に抜け、それから進路を東にとって、香港の南がからぐるりと回り込むようにアプローチしていきます。

 左側に座っていれば、香港島からビクトリアハーバー、九龍半島の南端部あたりを眺めながらということになりますが、右側からだと、新界から深圳にかけての山や緑の多いエリアを見ながらのアプローチです。この日は、夏特有のもやもなく、妙にくっきりと香港の山並みや街並みが見えますね。

 そして最後は、新界の屯門地区の海岸線を眺めながら、ほぼ定刻どおりの11:03にRWY25Rに着陸し、11:10に40番ゲートにスポットイン。入国審査場までものすごく距離のあるゲートであります。

イメージ 5 ▲新界・屯門地区の海岸線。ビーチが見えているのは香港黄金海岸。高級住宅地ですね。

イメージ 6 ▲ドラゴン・マークとともに、3時間04分のフライトでした。