毎日ヶ原新聞

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九十九島・船越展望所(念願かなってセイロンティーの旅;その50)

イメージ 1 ▲九十九島パールシーリゾート近くの「船越展望所」からの絶景かな、絶景かな。

 2017年4月30日、「つくもじま」じゃないよ。

 明けてこの日も良い天気。佐世保の絶景と言えば「九十九島」ということで、市街地のホテルから西へ走ること約6km、佐世保重工の前を抜け、九十九島パールシーリゾートの前を通り過ぎて山道に入り、「船越展望所」へ行ってみました。「佐世保観光情報センター」が出している「九十九島八景図」というマップに掲載されている5ヶ所の展望所・展望台のうちの一つです。2008年に佐世保市が「あなたがもっとも好きな“九十九島”が見える場所」を募集し、その中から厳選された九十九島の絶景ポイント8ヶ所を「九十九島八景」と定めたそうですが、「船越展望所」はその一つで、「九十九島のなかで最も九十九島を近くに眺めることができる展望所」なのだそうです。

イメージ 6 ▲「九十九島八景」の一つ、「船越展望所」。

イメージ 3 ▲見える島がなんという島かがわかる案内図。ほぼ真西を向いている形になります。

 展望所には、見えている島がなんという島なのかがわかる案内図が設置してあります。この案内図に照らしながら、九十九島の絶景を眺めてみよう。

 天気は良好ですが、春霞がかかって、あまり遠望はきかないのがちょっと残念。それでも、青空の下、近くの島々ははっきりと見え、遠くの島々は霞みに包まれてぼんやりと見えるのがまたをかし。

 真正面に見えるのは、陸地の森と重なっているいちばん手前の島が割島、それから丸っこい大小の島がぽこんぽこんと浮いているのは左が大深白島、右が小深白島。小深白島の右側にあるのがネタギ島とテンモク島。その左奥がたくさんの島が重なりあってて、枕島やら斧落島やら丈ヶ島やら諸島やら、たくさんありすぎてもうわけがわからん(笑)。

イメージ 2 ▲展望所の真正面に見えるは、割島、大深白島、小深白島、ネタギ島、テンモク島、枕島、斧落島などなどなど。

イメージ 4 ▲九十九島の中ではわりと大きい牧の島。

 船越展望所には、1年間の毎月の日が沈む時間とそのときの太陽の位置を記した案内図もありました。この案内図を参考にすれば、夕日の沈む時間に合わせてここに来るデート計画がばっちり立てられますね!

 12月の冬至の頃が、展望所から見ていちばん左、最も南寄りになって、展望所からほぼ真正面の枕島、斧落島、丈ヶ島あたりの向こうの水平線に沈み、6月下旬から7月初にかけての夏至前後はいちばん右、最も北寄りになって、ほとんど平戸島のあたりに沈むようですよ。

イメージ 5 ▲毎月の夕日が沈む位置と時間が一目でわかる案内図もありますよ。