毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ベーコンステーキバーガー(念願かなってセイロンティーの旅;その49)

イメージ 5 ▲佐世保バーガーの草分け「Big Man」の「ベーコンステーキバーガー」。

 2017年4月29日、食べにくいが。

 あまりにも天気がいいので、平戸の海をもう少し見ていこうということになり、平戸島西岸の荒崎海水浴場まで足をのばし、干潮にあたったか岩場が目立ったけれど、砂浜が広がる海岸で真っ青な空から照りつけるほとんど初夏の陽気を浴びてみました。

 そして、荒崎海水浴場から平戸市街地、平戸大橋、国道204号線経由で佐世保市内まで約45kmを走り、ホテルにチェックイン。時間は18時半となり、晩ごはんの時間です。佐世保で食べたいモノと言えばもちろんアレ。宿泊ホテルからささっと歩いて行けるあたりにあるのはどこかなあと地図で検討し、「Big Man」の京町本店へ直行!

イメージ 1 ▲四ヶ町・三ヶ町アーケードの一本海手の道の角にある「Big Man」京町本店。

 佐世保駅から市役所まで、「屋根が続いているアーケード」としては日本一の長さを誇る、全長960mで約200店舗を擁する佐世保の中心街「四ヶ町・三ヶ町アーケード」を散策がてらのんびり歩き、本島町の交差点で海側に折れて一本目の角にあるのが「Big Man」京町本店。1970年創業の老舗で、佐世保バーガーと言えば「ベーコンエッグバーガー」の元祖です。

 京町本店は店内に15席しかないので混んでたら困るなあと思いつつ行ってみると、店内は拍子抜けするほどガラガラ。よかったよかったと安心して席に就くと、その直後から、一目で米軍関係者とわかる屈強な人々が8人ぐらいのグループで押しかけてきたりして、店内は一瞬で満席に。空いているときに入れてラッキーだったわー。

イメージ 2 ▲壁には「Big Man News」や新作のポスターなどが貼ってあります。

 さて何を注文しようか。壁には「佐世保初!!SASEBOてんぷらバーガー」という新作や「あっさり塩だれ黒豚バーガー」なんかの紹介ポスターが貼ってあって気になるし、元祖「ベーコンエッグバーガー」はもちろん捨てがたい。

 あれこれ迷ったあげくに決めたのは、まずはシンプルに「てりやきバーガー」。見た目はなんのへんてつもないけれど、創業者が元パン職人なだけに、バンズはこだわりのオリジナルで、肉の旨味を引き出すために10数種類のオリジナルスパイスが使われたパテ、それだけでも十分においしいってもんです。

イメージ 3 ▲見た目はごくシンプルな「てりやきバーガー」。

イメージ 4 ▲サイドディッシュにはフレンチフライと、もっちり生地にとろ~りチーズのポンチーズ。

 サイドメニューには、フレンチフライとポンチーズ。ポンチーズはもちもちの生地にとろ~りチーズがかくれた揚げ団子風スナック。

 そしてメインは、「ベーコンステーキバーガー」、いきました。厚さ1センチ!ベーコンを自社でつくっているビッグマンだからできるバーガーです。食べにくいけど、ベーコン好きにはたまらない!なにしろ、ベーコンは「Big Man」の自家製なのだそうで、HPによれば、「厳選した豚肉を2、3日塩漬けした後、塩抜き、乾燥の工程を経て、桜の原木で7~8時間薫製。延べ120時間をかけて作ります」とのこと。そんな自家製ベーコンを心ゆくまで味わえるのが、ベーコンを1cmの厚さで切ってはさんだこの「ベーコンステーキバーガー」。素晴らしい食べ応えで、素晴らしく美味でした。大満足。

 店内はあいかわず満席で、外に出ると、空席待ちの人たちとテイクアウトのできあがり待ちの人たちで店先も混雑していました。さすが佐世保バーガーを代表する老舗「Big Man」、行けてよかった。

イメージ 6 ▲「BigMan自家製ベーコン」を心ゆくまで味わうことができました。