毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

サルたち、ワイルドだぜぇ!(念願かなってセイロンティーの旅;その19)

イメージ 4 ▲アンタ怖くないのと聞きたくなるが、これが怖かったらサルは務まらないだろうという感じのワイルドなサル。

 2017年4月22日、サル・ワールド。

 シーギリヤロックの頂上へ向けた「ライオン・ゲート」からの最後の上り階段を、懸命に登ります。階段は狭く急で、普通の人でもちょっとコワい。高所恐怖症の人ならこれはかなりキビシイ感じ。しかも、いよいよラストスパート!のあたりがいちばん急な階段になっていて、こりゃ息も切れますわ……

 ……って、ちょっとちょっと!!人がこんなにコワゴワと息を切らして一所懸命登ってるってときに、なによアンタ、顔色一つ変えずに無表情に、そんな危なっかしいところをヒョイヒョイと!!

イメージ 5 ▲アンタ、何そんな平気な顔してんのよ。

 またしてもサルにやられた…… 地平線のかなたまで続くジャングルを背景に、なんてワイルドなサルなんでしょう……

 岩肌の方に目を向けると、岩肌の斜面にもサルがいるいる。

 剥き出しの岩肌は、ほぼ直角の断崖絶壁ですが、かつては階段だとかいろいろな建造物が取り付けてあったと思わせる溝などが彫ったり刻まれたりしていて、そういう段差をうまく利用して、サルたちが岩肌にへばりついています。お互いにノミ取りをしてるみたいなペアモンキーや、ファミリーモンキーもいて、ほほえましいです。

 が、ほほえんでいる場合ではない。こちらは最後の急階段を必死に上らなければならないのだ!

イメージ 3 ▲岩肌に彫られた溝のへりにのっかって、ノミ取り中ですか?

イメージ 2 ▲ヒイヒイ言いながらのぼってくる人間たちを余裕の表情で見下ろしてるのね。

イメージ 1 ▲サルのファミリー。なんて平和なワンシーン。場所は垂直に切り立った断崖の上ですが。