ついにシーギリヤ・ロック(念願かなってセイロンティーの旅;その17)
▲ついに眼前に現れたシーギリヤ・ロック!一番手前の後ろ姿は日本語話せるガイドさん。
2017年4月22日、トカゲ急接近。
「ミニチュア・ウオーター・ガーデン」と「ウオーター・ガーデン1」を抜けると、次に現れるのは「Water Garden 2」、またの名を「the Fountain Gardens(噴水の園)」。一直線にのびる通路の両側に細長い石組みのプールがあり、「Water Garden 1」と同じように、プールの更に外側にあるお濠から地下に配水管がめぐらしてあって、プールへの水の出し入れができるようになっているそうです。そしてすごいのは、このプールの並びに、通路に沿って対称的に四ヶ所、小さな穴がいくつか開いた大理石の板がはめ込まれた箇所があり、それが噴水になっていて、水が吹き出るようになっていることです。1,500年も前のスリランカの高度な水工学が窺えますし、この噴水装置は今でもちゃんと機能するのだそうです。
▲1,500年前に造られた噴水装置。今でもちゃんと水が出るとか。
ふと、この一直線の通路の両脇に広がる芝生の上を見ると、なにやら動くものが。
ふと、この一直線の通路の両脇に広がる芝生の上を見ると、なにやら動くものが。
げげげっ!!あ、あれは、トカゲ??で、デカイ!ただのトカゲなんてもんじゃない。コモドドラゴン??おおっ、動きが素速い!こっちに向かってくるっ!!
野生のサルにはたくさん出くわしてきたけれど、まさかオオトカゲにでくわすとは!!インドネシアのコモド島にいるからコモドドラゴンであって、今目の前に出現しているこれはコモドドラゴンではない。スリランカにいるのはミズオオトカゲという種類らしい。体長は最大で250cmにまで達するとか。すごい~野生の王国~~。
▲芝生の向こうになにやらうごめくものを発見!
▲さささーーーっと素速い動きで近づいてきたのは、オオトカゲっ!でかいっっ!!
オオトカゲの突然の出現にちょっとびびってしまいましたが、シーギリヤ・ロックも、ついに我々の目の前に出現していました!細長いプールを両脇にしつらえたこの一直線の通路の向こうに、これから前進していく我々の行く手を阻むかのように、岩塊が立ちはだかっています。あの岩肌を露わにした岩塊が、シーギリヤ・ロック。我々はこれからあの岩塊の登頂に挑むのである!
▲ジャングルの中からそびえたつシーギリヤ・ロック。
▲濃緑のジャングルと真っ青な空の間にはさまるように巨大な岩塊が鎮座してます。
▲岩塊のすべての面が垂直に切り立っていて、とても登っていけるようには見えませぬ。