毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

スリランカ・カレー(念願かなってセイロンティーの旅;その10)

イメージ 1 ▲夕闇迫るシンガポール・チャンギ空港で出発を待つコロンボ行きUL309便。

 2017年4月21日、ワタラッパン。

 西の空の茜色が濃くなり、ゆっくりと夜のとばりが落ちてきた頃、19:30から、シンガポール発コロンボ行きUL309便の搭乗が始まりました。ゲート前待合室に入るためのセキュリティチェックを受けた時点でボーディングパスの「もぎり」は済んでいるので、搭乗はスムースです。

 僕は25番C席。後ろから2列目の通路側席で、機内はぎゅうぎゅう満席、機内持ち込み荷物もぎゅうぎゅういっぱいって感じです。搭乗待合室では日本人のカップルも見かけましたが、スリランカ旅行でしょうか、スリランカ在住の日本人でしょうか。だいたいみんな着席して機内が少し落ち着くと、まだ機体は動いてませんが、機内では大きなペットボトルからプラスチックのコップに一杯一杯注がれて水が配られて、なんか親切。エコノミークラスですが機内食のメニューの紙も配布されました。

イメージ 2 ▲ゲートごとのセキュリティチェックを済ませたあとに入れる搭乗待合室。かなり広いですね。

 20:08にプッシュバックが始まり、20:13にタキシング開始。そして、通路側に座っているのでどのRWYから離陸したか確認できませんでしたが、20:27に離陸しました。

 エコノミークラスですが、全席にシートTVがあり、日本語にも対応しているのがうれしい。機内で見られた日本映画は「何者」。有村架純や二階堂ふみのリクスー姿に萌えた人も多いのでは(笑)。でも、隣に座った欧米人はシートTVには目もくれず、「ノルウェイの森」の英語版を熟読中。まだ読み始めたばかりで、僕が日本人とわかると「ハルキ・ムラカミ、どう?」などと話しかけられて、しばし村上春樹談義など。

イメージ 3 ▲スリランカ航空のうれしいところは機内でさっそくスリランカカレーが楽しめるところ。

 さて、スリランカ航空のフライトに乗るのは今回が3便目ですが、毎回、機内食が楽しみです。スリランカカレーがとってもおいしんですよ!

 UL309便のメニューは、メインがチキンカレー(Chicken Curry Dhal and Spinach Curry Majboos Rice)とシーフードのオイスターソース炒め(Seafood in Oyster Sauce Vegetable Noodle with Egg Spring Onion)からのチョイス。もちろんチキンカレーをお願いします。中央に、Majboos Riceというのはバスマティ・ライスのようなものでしょうか、長粒種米のごはんがあり、その左側に「Dhal and Spinach Curry」ですから豆とホウレンソウのカレーですね、そして右側にチキンカレーで、2種類のカレーが楽しめます。他にはサラダ(Tomato, Corn and Cucumber Salad with Vinaigrette Dressing)とデザートとミネラルウオーターが添えられていて、ドリンクはアルコールもOKで、ワインはボトルから気前よくどぼどぼとコップに注いでくれます。なお、ベジタリアンメニューを頼む人も多いのか、「Vegetarian Option」としてメニューに記載してあり、「Mixed Vegetable Curry Dhal Curry Corn Rice Fresh Fruit」とあります。ベジタリアンじゃなくても食べてみたいかも。

イメージ 5 ▲このカレー、両方ともとてもおいしいねん。

  そして、食後はやはりセイロンティーが欠かせません。いつもはコーヒーばかり飲んでいる僕ですが、スリランカとなればセイロンティーを飲まないわけにはいきません。

 ところで、今回の機内食で出されたデザート、メニューには「Watalappan」と書いてあるのですが、これはスリランカのプリンだそうで、ココナッツミルクと卵に、ジャグリと呼ばれる椰子砂糖とかハクルと呼ばれる椰子の花蜜を加えて作るらしい。これがめちゃめちゃ甘いんですが、スーパーおいしい!!おいしすぎて、おかわりしたい!こんなおいしいデザートがあったとは!スリランカに着いたら食べまくりたい、それぐらいおいしかったです、このワタラッパン!!

 というわけで、コロンボ時間の21:18、バンダラナイケ国際空港RWY22に無事到着し、B11番ゲートにスポットイン。シンガポールからの飛行時間は3時間21分でした。2度目のスリランカ、いよいよ着きましたよ~。

イメージ 4 ▲食事のあとは、セイロンティーが欠かせないね!