毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

31℃のシンガポール到着(念願かなってセイロンティーの旅;その8)

イメージ 1 ▲ヘリンボーン型にシートがならぶ「SKY SUIT Ⅲ」の機内はいたって静か。

 2017年4月21日、ジョホール川。

 今回、「SKY SUITE 777」に改装されたB777-200ERに初めて乗ったわけですが、そのビジネスクラス新シート「SKY SUITE Ⅲ」の特徴は、座席がヘリンボーン型、つまりハの字に並べたようになっていることです。シートがハの字になっていると、中央の2列席(D席とG席)は、そのままだとフルフラットにしたときに足がぶつかり合ってフラットになれません。ところが「SKY SUITE Ⅲ」シートは、フルフラットにしようとすると、D席側は座面全体が下に下がり、G席側は逆に上に上がって座面に高低差が生じ、足先が交われるようになるのです。ま、今回はK席だったので、この空中交差術を体験することができたわけではないんですが。

イメージ 2 ▲窓際席はこのように足先が窓に近づく感じの斜め配置。

イメージ 3 ▲到着前の軽食としてハーゲンダッツのバニラアイス。おにぎりもチョイス可能。

 離陸から約6時間が経った18時ちょっと前(シンガポール時間17時ちょっと前)に、到着前の軽食がサーブされます。僕はハーゲンダッツのバニラアイスにペリエをお願いしましたが、おにぎりもチョイスできるとのこと。うーん、おにぎりにすればよかったかな?でも、到着地の気温は31℃という機内アナウンスのあとだったので、その気温につられてアイスクリームを選んでしまったようだ……

イメージ 4 ▲マレーシアのジョホール州にある町・メルシン(Mersing)の沖に浮かぶバビ・ブサール島(Pulau Babi Besar)。

イメージ 5 ▲マレーシアの陸地上空に入ってきました。

 羽田からの7時間近くに及ぶフライトもいよいよ最終の着陸態勢となり、機窓からはマレーシア半島南端部の東海岸が見え、そこからやがてマレーシア半島の陸地上空へ入っていきます。

 最後は、マレー半島最南部を東西に走るジョホール州の高速道路「Senai–Desaru Expressway」がジョホール川を跨ぐ「Senai - Desaru Expressway Bridge」を右に眺めながら高度をぐんぐん下げ、着陸の直前に国境を越えてシンガポール側に入り、シンガポール時間17:45にチャンギ空港RWY20Cに着陸しました。羽田からの飛行時間は6時間51分でした。17:52に44番ゲートにスポットインし、快適だった「SKY SUITE 777」を降りなければならないのは残念です。

イメージ 6 ▲ゆったりと横たわるジョホール川。

イメージ 7 ▲ジョホール川を跨いで「Senai - Desaru Expressway Bridge」がかかっているのが見えた。