毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ゆとりの機内ランチ(念願かなってセイロンティーの旅;その7)

イメージ 1 ▲いったんは和食でOKが出たものの、やっぱり洋食になってしまった機内食ランチがスタート。

 2017年4月21日、パンおかわり。

 羽田発シンガポール行きJL037便、巡航高度38,000フィートで順調に飛行を続けています。

 離陸後1時間半ほどして、ドリンクサービスに続いて13:20頃から機内食タイム。客室乗務員さんにメニューを聞かれたので、いつもすぐになくなってしまう和食だけに「まだ和食はだいじょうぶですか」と尋ねたところ、「だいじょうぶです!なんでもお好きなものを!」と自信たっぷりに張り切って言われたので、「じゃあ和食を!」とこちらも張り切って答えてみたところ、しばらくしたらその同じ客室乗務員さんがやってきて、「す、す、すみません、後ろの方で年配の方たちが和食と言われて……ピンポイントで戻ってきてスミマセン、お客様、洋食でもよろしいですか??お帰りの便を伺いますので、お帰りの便では必ずやご希望のものをっ!……」と、あまりにもすまなそうに平身低頭するのがおもしろかった(^○^)。僕は別に洋食でもかまわないし、だいたい、帰りはシンガポールからじゃないし(笑)。

イメージ 2 ▲オードブルは「春キャベツと花のサラダ 国産牛のローストビーフと山葵のソース」。

 和食セレクトが実現していれば(笑)、東京芝大門「くろぎ」の黒木純シェフ監修により、メインの「台の物」は「国産牛和風ステーキ 鮭幽庵焼き」、新潟奥阿賀産コシヒカリを使用した「雪蔵今摺り米(ゆきぐらいまずりまい)」の炊きたてのごはんが食べられるらしいが、実現しなかったらもう和食のことを考えるのはよそう。

 洋食の方は、東京麻布十番「山田チカラ」の山田チカラシェフ監修により、まずはオードブル「春キャベツと花のサラダ 国産牛のローストビーフと山葵のソース」。色とりどりの花びらが3種類ほど散らしてあって、なんとも上品なサラダです。

 パンは、JALは最近メゾンカイザーのものをよく使っていて、この便でもメゾンカイザー特製の「プチアサス」と「オートミールとコーングリッツのパン」。特に「プチアサス」はおいしくて、おかわりしてしまいます。

イメージ 3 ▲メインは「和牛サーロインステーキのマスタードソース」。

 メインディッシュは「和牛サーロインステーキのマスタードソース」と「真鯛のソースマリニエール」からのチョイスで、真鯛も捨てがたかったですが、ここはビーフを選択。しっかり焼き目のついた分厚いステーキに、アスパラガス、アブラナ、タケノコが添えられています。食べ応え十分。こうなるとワインがほしくなり、南アフリカの赤ワイン「Kleine Zalze Vineyard Selection Pinotage 2015」をいただくことに。

イメージ 4 ▲メインディッシュを終えたあとは、チーズセレクションを勧められました。

イメージ 5 ▲これではますますワインが進んでしまいます。

 赤ワインとともに時間をかけてメインを食べてしまうと、次はデザートとなるところですが、まだまだ時間はあるし、「チーズでもいかがですか」とチーズセレクションを勧められたので、「プチアサス」もおかわりして、しばらくはワインとチーズを堪能します。こうしてゆっくり食事を楽しめるのが中長距離便のよいところ(^^)。

 チーズもワインもたっぷりいただいたところで、デザートは「プロフィットロールミント」。プロフィットロールってなんだ?小さいシュークリームをかるく積み上げてチョコレートソースをかけたものらしい。なるほど。そして食後の飲み物はホットのブラックコーヒー。あ、まだワインも残ってる。たっぷりいただいて、ごちそうさまでした~。

イメージ 6 ▲まだワインも残っているけれど、デザートタイムへ。

イメージ 7 ▲デザートは「プロフィットロールミント」。プチシュークリームって感じでしょうか。

イメージ 8 ▲離陸から約4時間、順調に飛行中です。