毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

銀河飛行機スリーナイン?(2017年月イチ日本・3月編;その13)

イメージ 1 ▲宮古から那覇へ乗ったのは噂の「SWALジェット」でした。

 2017年3月19日、那覇は雨。

 初めての宮古島はとってもよいお天気に恵まれ楽しく過ごすことができ、3日めの朝はもう飛行機にのって帰らなければなりません。早めに朝食を食べて、8時には空港到着です。

 これから乗るのは、08:55発のJTA552便。チェックインを済ませて搭乗待合室へ出てみると、ボーディングブリッジについているのは、「南西航空(SWAL)」カラーのB737-400。噂には聞いてたけど、今回自分で乗ることができるとは!

 2013年3月7日の新石垣空港開港を祝い、旧空港の閉港に感謝して、1967年に設立された南西航空のオレンジカラーを復活させたもので、レジJA-8999のB737-400が、2013年3月5日から「SWALジェット(スワルジェット)」として飛ばしています。南西航空は1993年にJTAに変わったので、僕は南西航空は乗ったことはおろか見たことさえありませんが、こうして沖縄県で南西航空時代を彷彿とさせる機体に出会えて、うれしいです。

イメージ 2 ▲沖縄の人にとってはかなり懐かしい気持ちになれる姿なのでしょうね。

イメージ 3 ▲レジの下三桁はスリーナイン。銀河鉄道ならぬ銀河飛行機みたいな気分?

 08:45、ほぼ最後に搭乗し、8番A席に着席。那覇行きの初便だということもあってか、機内はほぼ満席です。

 08:51にドアクローズとなり、08:57にタキシング開始。平行誘導路がないので、滑走路をタキシングして行って、RWYエンドのターニングパッドでUターンし、09:02、RWY22から離陸しました。

 離陸後、高度を上げながらすぐに左へ急旋回し、宮古島を西から東へ横切るように飛んでいきます。宮古島上空もこの日は雲が多く、東側の海岸線に出る頃には下界の景色がだいぶ見えにくくなってしまいました。

イメージ 4 ▲機体に書かれているのももちろん「南西航空」の文字。

イメージ 5 ▲赤瓦で拭いた屋根が特徴のターミナルビルを左に眺めながら離陸します。

イメージ 6 ▲島の上空を西から東へ横切って、東海岸から会場へ抜ける頃には雲がだいぶ視界を遮るように。

 那覇までの短いフライトは雲の上ばかりを飛び、最終の着陸態勢で雲の下に出てみれば、那覇は雨。やっぱり宮古島へ行ってよかった。本島観光にしてたら毎日雨に当たるところだった。

 那覇空港には、09:33にRWY36にランディング。飛行時間は31分でした。

 09:36に25番ゲートにスポットインし、「SWALジェット」の短い旅が終わりました。

イメージ 7 ▲31分間のショート・フライトだったけど、「SWALジェット」に乗れたのは良い思い出。

 次は、1時間半ほどの待ち合わせで、11:20発の小松行きJTA036便に乗り継ぎます。那覇空港国内線エリアは出発客も到着客も混在する造りになっているので、乗継客も、飛行機を降りたら直接次の飛行機の搭乗口へ移動するだけでよいので楽です。

 JALのサクララウンジが2017年2月28日にリニューアルオープンしたばかりだというので、我々はそこで時間を過ごすことに。

 「和の素材の風合いを取り入れた上質で洗練された空間」に仕上げられたとのことですが、オープンしてまだ一ヶ月も経っていないサクララウンジはぴかぴかで気持ちがいい。ドリンクコーナーには沖縄県酒造協同組合さん提供の琉球泡盛の大きな甕も置いてあり、沖縄出発前の最後の琉球泡盛を心ゆくまで楽しむことができます。もちろん生ビールはオリオンビールです!

イメージ 9 ▲那覇空港サクララウンジ。リニューアルオープンしてまだ一ヶ月足らず。

イメージ 10 ▲ドリンクコーナーには琉球泡盛の大きな甕。

イメージ 8 ▲生ビールはもちろんオリオンビール。窓際のカウンター席に座ってまずは一杯。