毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

砂山ビーチ(2017年月イチ日本・3月編;その10)

イメージ 1 ▲あまりにも美しい風景に、思わず立ちすくんでしまうほど。

 2017年3月18日、美しすぎる。。。

 宮古島の最東端「東平安名岬」から、今度は対角線でほぼ真反対の宮古島の北西部にある「砂山ビーチ」を目指します。約26kmで、40分ほどかかります。

 こんなとこのどこにビーチがあんねんと思いながら走って行くと、ほぼ行き止まりになった道の脇に駐車場が現れます。そこに車を停め、舗装道路の行き止まりの先に、遊歩道のような狭い道が続いているので、歩いて行ってみましょう。この道は、傾斜は穏やかではあるものの、少しずつ上っていってる感じ。すぐに舗装道路は途切れ、その先は人が1人か2人ようやく通れるかぐらいの狭い砂道になりました。そして、道の両側の雑木が徐々に覆い被さるようになってきてやがてはまるでトンネルのようになり、場所によっては腰をかがめて歩かねばならないほどに。

イメージ 3 ▲こんな砂道の雑木林のトンネルを抜けていく。

 ようやく雑木林のトンネルを抜けて、下り坂になり、砂地が少し開けて、目の前も開けてみると、なんと!!!

 なんっっとも美しいコバルトブルーの海と青空と白い雲が広がっているではありませんか!!こんな美しいビーチ、今まで見たことない。あまりの美しさに思わず立ちすくんでしまいました。この世のものとも思えぬとはこのことか。緑のトンネルを抜けて別の世界へ来てしまったような気さえします。

 そのまま下っていくと、波打ち際に出ます。なるほど、砂山を越えて行くから「砂山ビーチ」ね。

 砂浜に打ち寄せる波はどこまでも澄んでいて、美しく気持ちよいの一言。しかも、この頃には気温もかなり上がり、汗ばむ陽気、というか、泳げるぐらいの暑さになり、訪れる観光客はみんな裸足になって大人も子どももはしゃいでいます。

イメージ 6 ▲突然こんな美しい風景が目の前に飛び込んできて、緑のトンネルを抜けて冥界へ抜けたかと思った(笑)。

イメージ 5 ▲こんなきれいな海、見たことないわ。

イメージ 4 ▲かなり遠くまで浅瀬が続いているようで、ずっと向こうまで歩いて行けそう。

 そして写真撮影のベストスポットは、波の侵蝕で自然にできた岩のアーチ。アーチの向こうにも美しい海が広がり、このアーチ越しに眺める夕日がまた素晴らしいのだとか。

 波打ち際にビーチチェアでも置いて、サンセットまでのんびりビールでも飲みながら過ごしたい気分になる「砂山ビーチ」、いいですなあ。

 帰りはまた砂山を越えて戻ることになりますが、駐車場にはシャワー、水道、トイレ等の設備があるので、足が砂で汚れてもだいじょうぶ。ああ、それにしてもオキナワ来た!っていう体験ができたよ。

イメージ 2 ▲隆起珊瑚礁の石灰岩が長い間の風化と波の侵蝕によってできた岩のアーチ。