毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「祝」印のオリオンビール(2017年月イチ日本・3月編;その6)

イメージ 4 ▲ノンアルコールカクテル「アクアグレイス 琉球ブルー HAL YAMASHITA Style」。

 2017年3月17日、ごちそう。

 お色直しした新郎新婦も登場し、ウェディングパーティが始まりました。ウェディングケーキの入刀式も滞りなく行われ、「HAL YAMASHITA 東京」エグゼクティブシェフ山下春幸がプロデュースしたお料理の数々が運ばれ始めます。

 ここからは各種ドリンクがフリーで飲めるようになりますが、中でも特徴的なのは、HAL YAMASHITA Styleのノンアルコールカクテル2種。「アクアグレイス 琉球ブルー HAL YAMASHITA Style」と「ウェディングサンライズ(パッションフルーツとハイビスカス)」。ちょっと「琉球ブルー」の方をいただいてみましょうか。

 しかし、こんなオシャレなドリンクよりも、おじさんたちにはオリオンビールの方が合ってます。「祝」ラベルのおめでたい大瓶のオリオンビール、これだよこれ、沖縄に来たらこれでなくっちゃ。それにしても「祝」ラベルなんて初めて見た。

イメージ 5 ▲「祝」ラベルのオリオンビール。もちろん「生」で、大瓶です。

イメージ 3 ▲お子様たちにはこのようなドリンクもございます。

 今回は、新郎新婦を除いて、11名の親族が出席。このうち4人がキッズでしたので、キッズ用のお料理もしっかり用意されています。このキッズプレート、けっこう充実していてボリューミー。エビフライにフライドポテト、ポテトサラダ、ミニオムレツの下にはピラフ、ミニステーキにミニハンバーグ、そしてウインナー、さらには大きなサーモングリルのかたまりがついていて、ごはんが進みそう(笑)。これにコーンポタージュがつきます。

イメージ 1 ▲キッズプレートもボリューミーでおいしそう。

 オトナの方は「琉球黒松」というコースで、まずは「祝いアソート 手長海老の琉球天麩羅 沖縄野菜と共に」が最初の一皿。淡いオレンジ色に茹で上がった手長海老の殻の下に、その身に大葉のような青菜を載せて衣をつけて揚げた天麩羅が隠れています。衣を厚く揚げてフリッターのようにしたものを「琉球天麩羅」というらしいです。さっくりとした衣とぷりっとしたエビの身にホワイトソースが合い、おいしい~。これに海ぶどうや色鮮やかな野菜や生ハムのマンゴー巻などが添えられています。

イメージ 2 ▲一皿目は「祝いアソート 手長海老の琉球天麩羅 沖縄野菜と共に」。

 二皿目が、非常におもしろかった。真っ白い皿に載せて出されたこのお料理、ぱっと見にはすぐにはなんだからわからなかったです。キュウリのスライスの上に載っている緑色のかたまり。上にはキャビアが載せてありますが、遠目には青虫に見えなくもなく、ちょっと気持ち悪い感じさえしたりして。

 しかしナイフはするりと入り、切った断面を見て、このお料理がなんだかわかりました。「かつおのタルタルアボガドスティックと昆布フルーツビネガーソース キャビア添え」。なんとこの緑色のかたまりは、薄く切ったアボガドをすこしずつずらして重ね、タルタルステーキにしたカツオを並べて、これをアボガドで巻いたものだったんですねー。これは濃厚~~。ドラゴンフルーツなどを細かく刻んで昆布酢と和えたソースと一緒に口に運ぶと、濃厚な中にも爽やかな酸味が広がり、これはたまらない一品ですなあ。

イメージ 6 ▲一見なんだかわからないものが出てきて戸惑いますた。

イメージ 7 ▲切り分けて初めてわかった、「かつおタルタルアボガドスティック」。