毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

底の底まで撫順炭鉱(2017年月イチ日本・3月編;その1)

イメージ 2 ▲久しぶりに瀋陽からは大阪関西行きの中国南方航空CZ611便で出発。

 2017年3月16日、ワインも出た。

 年度内に済ませなければならない仕事がだいたい片付いて少し落ち着いたところを見計らって、今回は、身内の結婚式に出席するために帰国することになりました。行き先は、沖縄。ひゃっほう!結婚式に出るとなると礼服一式を持ったり荷物が増えるところですが、親族は沖縄で身内だけの結婚式をしたくて、服装も揃いのかりゆしウエアを準備するから身軽な格好で来ていいとのこと。こりゃラクだ。

 そんなわけで、まだまだ寒い3月中旬の瀋陽を、08:35発大阪関西行きの中国南方航空CZ611便で出発することにします!

イメージ 1 ▲すばらしく良い天気になりました、瀋陽桃仙空港。

イメージ 3 ▲中国南方航空のベース空港なのに、朝は目に付くのは深圳航空ばかり(いちばん手前は首都航空ですが。)。

 この日のCZ611便は、レジB-6239をつけたA319。07:58に搭乗し、32番A席に着席。31番から34番までは、少しシートピッチが広く、毛布や枕が最初から各席に置いてあるプレミアムエコノミークラス仕様のシートになっていますが、コードシェアのJL5024便のチケットで乗ったためか、その席に割り振られました。

 大阪関西までの飛行時間は2時間15分を予定しているとのアナウンスがあり、定刻よりかなり早い08:15にドアクローズ。プッシュバックをしているうちに、レジB-8671をつけたA320がタキシングを始めるのが見えましたが、あれは08:30発の東京成田行きCZ627便かもしれません。

イメージ 4 ▲この日は天気が良くて、撫順の露天掘り炭鉱の底までくっくり見えました。

 08:38にRWY24から離陸したCZ611便は、すぐに左へ急旋回し、180度方向を変えて、瀋陽空港を左下に見ながら北東へと向かって行きます。そうするとすぐに左下に見えてくるのが、瀋陽の隣町・撫順の露天掘り炭鉱。この日は珍しく地上がわりとくっきりと見え、東西6.6km、南北2kmとも言われる巨大な露天掘りの炭鉱の底までよく見えています。

 というあたりで眠気が襲ってきて、ハッと気がつけば時間は9時をまわり、早くも海の上に出ているではありませんか。ドリンクサービスも始まっていて、なんかこの日はドリンクが充実してて、ワインもフルボトルを開けてサーブしてます。えー、東京成田行きではワインなんか出てきたことあったっけ?

イメージ 6 ▲いつの間にかうとうとして、ハッと気がつけば海の上。

イメージ 5 ▲フルボトルを開けて、ワインも飲み放題。

 朝食は、ポークとフィッシュからのチョイスで、今回はポークをチョイス。中国南方航空の客室乗務員にしては珍しく(笑)、笑顔で明るく言葉もやさしく接してくれる長身の男性客室乗務員が立ち働いていて、なんだかいい感じです。

 ホットミールと紙箱が配られ、紙箱の中は、駅そばの山菜そばのトッピングみたいな山菜サラダとヨーグルトと冷たく冷え切った丸パン。ホットミールの方は、豚肉とザーサイの千切りを炒めたもので、僕好みに味が濃く、ごはんに良く合って、なかなかおいしい。ま、朝食としてはこれで十分ですね。珍しくワインも朝から飲めたし、いいんじゃないでしょうか。

イメージ 7 ▲朝食として、ホットミールと紙箱が配られました。

イメージ 8 ▲冷蔵されているからしかたないのでしょうけど、パンが冷たいのがちょっとね。

イメージ 9 ▲ホットミールは豚肉とザーサーの千切りの炒め物で、なかなかおいしい。