毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ついにゴール。終点・青森。(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その27)

イメージ 1 ▲特急「つがる5号」、21:30に大鰐温泉駅到着。

 2017年1月2日、青森駅、ひっそり。

 朝05:17に長岡行き420Mに乗って新潟駅を出発してから、もう16時間以上が経過しています。ラストランナーは、大館21:03発の特急「つがる5号」。ガラガラで静かな車内で快適なシートに身を沈め、終点・青森へと向かいます。

 最初の停車駅は、秋田・青森の県境の矢立峠を矢立トンネルを抜けて越え、碇ヶ関。それから大鰐温泉、弘前と停まって、次が新青森。新青森には22:10の到着ですが、上り新幹線は既になく、下りも21:37に「はやぶさ31号」が到着し、次の「はやぶさ33号」の到着は22:30なので、新幹線接続もなく、車内はひっそりしたまま新青森を発車しました。

イメージ 2 ▲終点青森駅3番線ホームに到着した特急「つがる5号」。ホームに全然雪がない。

イメージ 3 ▲「青森」の駅名標と一緒に撮れる優等列車はいまやもはや特急「つがる」だけ。

イメージ 5 ▲この日の「つがる5号」はA-101編成でした。「りんごかあさん」と一緒にパチリ。

 新青森駅を発車した特急「つがる5号」は、僕の自宅の近所を通り、かつては「開かずの踏切」と呼ばれた千刈の踏切を越えて、我が母校・千刈小学校を左に見ながら大きく左カーブを描き、古川跨線橋の下で右から寄ってきた青い森鉄道線と合流し、22:16、定刻に終点青森駅3番線ホームに到着しました。

 一つまた一つと櫛の歯が欠けるように優等列車が消えていき、今や青森駅に姿を現す優等列車はこの特急「つがる」だけとなってしまいました。「上野発の夜行列車」が続々と到着していた頃が懐かしい……。

 4番線では、22:37発の弘前行き普通列車692Mが発車を待っているところ。いつもなら帰宅客で混み合うところですが、1月2日の夜とあってはそれほど乗客もいなさそうです。

 以上、1月2日、新潟駅から始まった汽車旅でした。楽しかったよ!♪

イメージ 4 ▲22:37発弘前行き普通列車692M。

イメージ 6 ▲青森駅跨線橋上から。青森市内もほんと雪がないなあ。