毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ラストランナー特急「つがる5号」(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その26)

イメージ 3 ▲大館駅1番線ホームには、到着したばかりの秋田からの普通列車1683Mの701系が。

 2017年1月2日、二たび奥羽本線。

 盛岡からの1935Dに乗って、20:52に終点大館に到着。ホームに降りてみると、新潟でも雨、盛岡でも雨、そして終日ほとんど雪のない車窓の風景を眺め続けてきて、ここでようやく、激しく雪が降りしきっています。写真ではよくわからないかもしれませんが、風雪もようです。

 1番線には、20:46に到着したばかりの秋田からの普通列車1683Mの701系がまだ停車中。盛岡から到着した1935Dは、ドアが閉まり、このあと構内へひきあげていくのでしょうか。

イメージ 1 ▲盛岡から乗って北1935D、明日の朝まで休憩かしら。

 次に乗り継ぐのは、今回のこの1月2日を丸一日かけた汽車旅のラストランナー、大館21:03発の2045M特急「つがる5号」です。その14分後に青森行きの普通列車689Mもあるけれど、青森到着時にはその差は33分に開いてしまい帰宅が遅くなるのでかんべんしてちょうだい(笑)。

イメージ 2 ▲次に乗るのは2番線から21:03発の特急「つがる5号」。

イメージ 4 ▲ホーム屋根下に設置された乗車口案内板。在来線優等列車が減って、このような案内板も稀少に。

 特急「つがる」はE751系の4両編成で、後方秋田寄り1号車2号車がグリーン指定席と普通指定席の車両、前方青森寄り3号車4号車が自由席車両です。

 降りしきる雪がひときわ激しくなったなと感じられた頃、2番線に特急「つがる5号」が入ってきました。4号車に乗り込むと、予想どおり車内がガラガラで、乗客は4人ほど。ほんの10分ほどでしたが風雪にさらされて冷えた体には、車内の暖かさと座り心地のよいシートはありがたく、青森までの1時間ちょっとをゆっくり温まりながら行けそうです。

イメージ 5 ▲大館駅2番線ホームに滑り込む特急「つがる5号」。

イメージ 6 ▲先頭4号車の車内は予想どおりガラガラ。